今日はお風呂の排水溝が詰まってお風呂の水抜きで洪水が起きてしまったので妻が疲弊しています(^^;)

ということで、『逆転裁判4』語っていくよ。4話における時系列やなんかを整理して、被害者の絵瀬どぶろくの死を通じて見えてくることを見ていこうと思う。例によってネタバレ全開なので嫌な人はお気をつけて。

 

 

◎事件の時系列

 

①絵瀬どぶろくの自宅アトリエに何者からかの贋作家業に関する脅迫状が届く。

 

②返信を書き郵便回収がくる自宅ポストに封筒に貼る切手を探している最中に葉見垣がスクープを聞きつけ訪ねてくる

 

③対応前に投函を済ませるために葉見垣を待たせている間に、まことの大切にしている記念切手を勝手に使う。急いでいたのでなめて水分を付けて封筒へ。

 

④まことにコーヒーを淹れさせている間に葉見垣への対応開始。うまくはぐらかす。

 

⑤コーヒーが届き、口をつける頃切手に塗られていた遅効性の毒によりどぶろくが死亡。

 

⑥現場状況から警察はまことを逮捕。

 

 といった感じ。死に至った毒に関する情報的に警察もややもやっとした印象を持っていておかしくはないとは思うけれど、来訪自体が計画的でなかった葉見垣がどぶろくにどうやって毒を飲むよう仕向けたのかに関して答えが出なかったため、毒が遅効性であるかどうかに関わらず同居しているまことを容疑者として逮捕するに至った、こういうことなんでしょう。

 ここで一点思うところがある。作中で語られていないけれど、事件の状況の把握具合があまりに詳細すぎるため成歩堂も同席していた可能性が見え隠れする。もちろん否定材料としてコーヒーカップの数が挙げられるんだけど、一言「僕はいらない」と言えば用意しないということも十分あるため否定するには4話全体の内容から見ても、メイスンシステムによって共有された調査情報の詳細さから見ても、真犯人の牙琉霧人への因縁に関する真相から見ても、陪審員制度のモデル裁判に採用する事情や権限から見ても、ざっと挙げただけで3点も葉見垣と共に現場にいたと推察可能な要素があります。

 

 この後の話はこの前提のもとに話していくつもりだから、馬鹿げているないし違うでしょうと感じた方は次回投稿以降も別段読んでいて面白い風にはまとまっていかないと思われるので、ここでブラウザバックなり読むのをやめても問題ないでしょう。

 既に出ている考察通り語るんじゃ書き手としても面白くないですし、根拠は前述のとおり。根拠を底上げするなら、メイスンシステムの存在自体が牙琉霧人とこの事件を結び付けうることを知っていなければ作れる代物ではないことが1つ。牙琉霧人が絵瀬どぶろくを今頃になって脅迫した理由、またその脅迫の理由と痕跡を把握しうる状況に成歩堂が身を置いていたという事実があることがもう1つ。ここいらが理由になって、葉見垣の取材に成歩堂が立ち会っていたということを私は主張します。

 

 ということで、次回から1回ないし2回ほど上記①~⑥の時系列に関して、先ほど挙げた現場に成歩堂がいた前提で話していきます。明日もいい日でありますように。