今日も今日とてスマホくん曰く14.5キロ歩いたとのことなので、足の裏が燃えるように熱く若干炎症起こしてる風味です。明日もおそらくたくさん歩く日かと思うので今夜の足の休ませ具合が明日を決めそうです(笑)

 ということで、今日は『ヴァルキリープロファイル』について語っていこうかなと思うよ。現状シリーズで遊んだことがあるのが初代だけなのでシリーズとしては語らない。PS版のオリジナルとPSPで出た『レナス』についてのことを書いていくよ。

 

 

 このゲーム何が素晴らしいかって、普通のRPGのフリをしたアクション要素満載なのにちゃんとRPGとして楽しいのがまず素晴らしい。以下箇条書きですごいところを書いていくよ。

 

 

①ダンジョンマップが2Dアクション風の操作環境

 まず、RPGなのに2Dアクション風のダンジョンを攻略することになるのが斬新ですごい。

 しかも、チャプターが進むにつれ徐々に要求される操作もジワジワと高度になっていく。その絶妙な調整が強烈に難しいという感覚にならず謎解きも含めたやりがいみたいなのがしっかり用意されていて気がつけばそのストーリーの良さも相まって夢中になっていくこと請け合いかと思う。

 出来る行動は、ジャンプ、スライディング、剣を振る、硝石を打つといったことが基本。狭いところをくぐるにはスライディング、剣は障害物の破壊や敵シンボルに剣での攻撃をすることで先制攻撃権を獲得できる。

 特に面白いのが硝石で、壁や床に当たると結晶ができそのまま足場として使ったり、斬って足場にしたり、結晶化したものを打ち続けることで足場にできる結晶のフィールドを制限時間付きで設置出来たり、結晶のフィールドができた衝撃で後方に大きく跳ね飛ばされたり、水に浮かせたり…思いつく限り書いたけど本当にたくさんの特徴を持っている。

 その特異な性質のほぼすべて使いどころがあり、使いこなすことを必然的に要求される。レーザー状のギミックを反射してその照射場所を変えることもできるし、時限付きの硝石フィールドにも反射する性質があったりその辺り仕様を使いこなすことが攻略のカギとなり、誤解を恐れず言うなら、ヘタなアクションゲームよりよほど完成度も面白さも上をいくほど見事な出来だったりする。

 個人的に面白いなと思ったステージギミックはチャプター8の天空城で、一般的なアクションのように落とし穴があり落ちるとダンジョンやエピソードマップ、町などに入るためのピリオドを消費させられ城の外に放り出されるといったもの。

 仕様を生かした思い切りのいい罠ギミックで、宝箱に爆薬を仕込むなどして落ちることを誘発させるなど意地悪なのに攻略し甲斐のあるものや、ギリギリのジャンプ開始点を求められるなどもあり苦労させられた分攻略後の達成感はすごかった。

 

②格闘ゲーム風のバトル

 キャラごとに武器攻撃3種、スキルポイントを割り振って覚えるアクションスキル、魔導士キャラの魔法攻撃に全て格闘ゲームのような攻撃判定と発生時間・持続時間、ガード可能・ガード不能の判定が設定されておりタイミングよくズラしズラしで攻撃していきコンボさせながら決め技ゲージを溜めていく。溜まった決め技ゲージを消費して決め技を使って爽快なコンボを使って攻撃していく。

 コンボのヒット数は決め技の威力をコンボ数%上昇させる効果を持っているので、誰の決め技がゲージ再点灯の効率を満たしながら、ヒット数における威力上昇効果を上乗せする効率がいいのかとか、最大威力の状態で最後の決め技を誰に打たせるのが効率がいいかなど考え甲斐のある仕様が多くこれも夢中になって操作練習・メンバー構成の研究を究めんと中毒性高く遊べる。

 更に決め技はそれぞれ専用のボイスでメチャメチャ盛り上げてくれます。魔導士キャラは決め技にあたる大魔法というものが汎用の魔法で使いまわされているんだけど、キャラごとに永遠と「えいえん」と読んだり、「とわ」と読んだり細かく違いがあってオプションメニューにあるボイスコレクションを埋めたくなる楽しみまで用意してくれている。

 ちなみに私、全大魔法をソラで詠唱できます(笑)

 

③重厚なストーリーと伏線

 この作品をAエンド、つまり正式なエンディングのことなんだけど、そこまで導くプレイを達成した人で伏線回収のレベルの高さや、ストーリー完成度に不満を覚える人はそうそういないと思う。それぐらい細かいところまでしっかり練り込まれているストーリーで、意味のなさそうだった描写も死と再生をテーマに伏線としてしっかり役目を持っていて見事としか言いようがない。

 レナスとルシオの愛物語、オーディンとフレイの神界への思い、そしてロキの目的やその行動のすべて、これらにおける設定の作り込み、物語の顛末大体すべてが本当に面白かった、感動したといった思いをプレイ後に感じることは請け合いです。

 

 

④豊富なやり込み要素

 裏ボス含め、強烈に長いオマケダンジョンの「セラフィックゲート」に始まり、裏ボスより強いとされるハムスター、「セラフィックゲート」で遊ぶ上でのボスキャラボイスを発する雑魚敵、コンボ研究やれることがたくさんあります。

 「セラフィックゲート」を周回するといいことがあったり、ゲームに没入させるのが本当に上手いゲームだと思う。

 

 

ということで日も変わるし眠気が先ほどからすごいのでもう休みます。

明日もいい日でありますように。