今日は奥様向けマネーセミナーに参加しました。当然ながら妻は途中で息子を連れて外に出て、ほぼほぼ終わるころに帰ってきましたから妻には私が今日の内容を受けた講義をしなければなりません(笑)

 ということで、今日は好きな曲の歌詞の紹介をしながら思うところを書いていこうかと思うよ。

 

 

 紹介しようと思っている曲は、『ペルソナ5』のエンディングテーマの『星と僕らと』です。知っている方は今日のタイトルでピンときたかもしれないですね。『ペルソナ5 ロイヤル』ではマイパレスでしか聴けないんだったか、追加された3学期に行かない選択をすれば聴けるんだったか忘れた。ともかくエンディングテーマが変更されているので少なくとも『ロイヤル』だけプレイした方には馴染みがないかもしれない。

 けどね、ネタバレになるほど詰め込まず、かといって『ペルソナ5』の描きたかったテーマは驚くほどきれいに描き切った楽曲になっていて、『ロイヤル』の『僕らの光』よりエンディングにふさわしい気はしている。まあ『僕らの光』は歌詞の内容を考えても追加エピソードありきの結末に合わせて作られた曲だとは思うので、オリジナルも遊んでいること前提で新しい結末に寄せた結果採用したんだろうね。もちろんとても素敵な曲ですよ。

 

 さて本題なんですけど、『星と僕らと』のサビ部分1番、2番共に今の日本で生きていくうえで非常に大切な考え方を歌詞にしている。1番は情報について、2番は生き方(仕事・ライフスタイル)について、それぞれの日本国内における常識を暗に批判しあり方を説いているメッセージになっている。それすなわち『ペルソナ5』という作品が表現したかったことそのものであり、驚くほど的確に現代日本の問題点を一曲に込めている私からすれば『神(カミ)曲』であり、恐らく認知度はないだろうけれど万が一高まれば日本政府からすれば確実に取り締まりや表現規制の対象となる『問題作』だと思っています。

 

★1番サビ

 "どれだけ掬っても指の間から零れる砂のよう"

 “それでも目に見えてるものだけが全てじゃない”

 “It’s in my heart”

 

私的翻訳:

 メディアから集めるだけじゃいずれ忘れて消費される情報の類は、本質がどこにあるのか見極め情報が示された目的に手が届いた時、そこに自身の身に落とし込む見解となり、皆が見ている情報の内容から一歩進んだ心の指針となる

 

 

 あながち妄想でも誤訳でもなく、『ペルソナ5』をゲームとしてエンディングまで遊んだ上でこの歌詞を改めて読んで考察したら、おおよそこのような内容を歌っていると言っていいんじゃないかと思う。本来、こういうことは世の中の教育法人や宗教法人などがしっかり主張し社会に定着させる使命を負っていた分野だと私は思っているし、結論誰が伝えてもいいけれどゲーム会社が作品を通じて伝えて考える機会を示さないといけないほど埋もれてしまった概念であるように感じられて、今の日本の置かれている歪みの重さを実感する。

 まあ、だから私もこのブログを通じて微力からでも、伝えることを始めさせてもらった。それほど、今の日本は娯楽を娯楽として楽しみ、それを味わい尽くしその喜びを後世につないでいく余裕を失ってしまうほど政府によって歪んだ社会を当然と誤解するほど浸透させられている。

 

 

 

★2番サビ

 “世間はここにある物だけが全てだというけど”

 “始まりも終わりも誰にも指図をされずに決めていい”

 “I will follow my heart”

 

私的翻訳:

 今ある、働き方、生き方、考え方以外にないからそれから取捨選択して生きていくしかないじゃないか!と世間は当然のようにいうけれど、実は新しい生き方を始めても、新しい需要を見つけてそれを生業に生きても、常識とは違う信念を基に生きるのも、実は誰から邪魔されることなく行ってよく、それはすべからく自身の心に従って決めなさい

 

 

 モデル通りの人生設計に縛られ、競争というレースに勝てず、生きる希望をなくしている方、多分多い、というか私の想像以上にいらっしゃることかと思います。こと、日本において、ひいては世界中にいるんでしょうね。ただ、歌詞にある通り特に英語の部分、「I will follow my heart(心に従って)」は1番の時にも触れたけど、教育や宗教を通じてもっと知らしめ問題意識を若い世代にも浸透させて本当の意味の平和と平等を問題提起していくのが大事だったでしょう。少なくともこれまでの日本では、長らくしてこなかったことかと思います。だから、気が付いた人からどんどんしていきましょう。

 この歌は少なくとも心に従いおかしいと思うことと戦う生き方をしても良いと肯定していますし、今そうしていくべき社会への変化の真っ最中なんです日本は。

 

 

 なんかもっとユルく音楽から社会を見ていこうみたいなことを書くつもりだったのに、随分と重たく厳しい内容になってしまった気がするので反省中(笑)

 まあ、ともかく思ったより筆が乗ったのでまたこういったことも触れていきたいと思います。

 

 明日もいい日でありますように。