今回から逆転裁判4の2話、『逆転連鎖の街角』のレビューをやっていくよ。

 

まず、裁判で問題になる事件概要。

 

①被告人は北木滝太

②罪状は宇狩 輝夫の殺害

③動機は、自身が暴力団抗争で負った銃弾の治療の真相に嘘があったことと検察は主張

④弁護側は殺害に関して完全無罪を主張

 

これだけ見るとどう連鎖って言葉に結びつくのかってくらいシンプルな事件。

ただ、滝太が殺人犯と疑われる状況に至るまでに小さな事件がいくつか発生している。

これもまとめていくと…

 

①成歩堂龍一轢逃げ事件

②女性ものパンツ盗難事件

③ラーメン屋屋台盗難事件

④宇狩輝夫医院長殺害事件

 

といった感じ。

 まあ容赦ないネタバレなんだけど、本当は②と③の間に②’元看護士絞殺未遂事件ってのもあるよ。あと①の前に結婚詐欺前提婚約事件ってのもあるかな。あ、②と②’の間に乗用車マフラー異物詰め込み事件なんてのもあるね。もう1個言うなら③と④の間に宇狩医院長恫喝事件なんてのもある。

 実に大小8つの犯罪があって時系列に並べたら真相丸わかりというか何があったかは察しがよければ分かるかも。

 イタズラレベルから凶悪事件まで盛りだくさんで、ここまで見たらおわかりいただけるように本エピソードのメインで扱われるのは宇狩輝夫医院長殺害事件でそれを弁護していくってお話です。まだこんな事件あるよ、足りてないじゃんってご指摘あればコメントで教えてください。少なくとも私は本エピソード関係者が関わってる内容はこれしか把握できてない。強いて言うならこの事件を監視していたというか勝手にかつ秘密裏に絵として記録してた人物はいたような気はするけど、それはまあ浮気調査とかの録音データが犯罪じゃないなら大して問題にはならないのかな。

 ちなみになんだけど、①だけが宇狩医院長殺害事件において唯一殺害動機にもトリックにも関係しない事件だったりする。まあ、そうはいってもパンツ盗難事件の重要な証拠としてはしっかり意味を持つんだけどね。

 

 明かりを消して書いてるんだけど、息子の暴走と遊んでサインが止まらないので今日はこのぐらいで。事件概要を書いたら終わるレビューブログって我ながら斬新だな(笑)

 明日もいい日でありますように。

 

追記:絞殺未遂事件と書いてるので実際にはなかった事件なんだけど、絞殺が成立していた場合は死体遺棄事件が、成立していない場合でも現場偽装って犯罪はあるのかも。ただまあ、ミステリというジャンルにおいて死体遺棄や現場工作なんかはして当たり前というか現行犯でもない限り余罪として追加されるだけで現実でも当たり前に行われるだろうからカウントしてません。

 マフラーに異物を詰めるのは器物損壊罪にあたる場合があるためこちらは含めました。