昨日は夕飯できたから早速ぶった切ってしまったけどモチベーションある内に続きを(笑)
グラフィックとか外側の内容に終始してしまった昨日の記事だけど今日は取り上げたパートにおいての成歩堂のことについて深掘ってみようと思う。
世間一般に今作の成歩堂は、前作と別人だとか闇落ちだとかダルホドーだとか言われてる。ただ、私としては見た目の変化は確かにインパクトあるけど1話時点で既に大して変わってないというか…もっと言うと普通になるほどくんじゃんって思ったけどね。初プレイ時も今回プレイ時も。
というのも、逆転裁判3までを経て成長したなるほどくんは実際に起こったこと(作中では真実と表記されることが多い)に対してきちんと見定める目を十分に養ってきており、本エピソードにおいて割と早い段階から実際に起きたことをかなり正確に把握している。少し天然ボケな部分もあるが基本まじめで悪人には厳しいといった側面も、本エピソードで王泥喜くんを導くうえで割と前作までの性格を十分に踏襲している。
実際に起こったことをしっかり把握した後のなるほどくんはめちゃめちゃ有能というのは前作までをプレイ済みの人は正直皆知っていると思うし、だからこそ王泥喜くんを勝たせるために、偽の証拠品を自ら用意したということに疑問を持つんだと思う。
だけどそれって重要なことを抜かしてませんか?なるほどくんは悪人には厳しいってこと。本エピソードの真犯人はこの先また触れることになるだろうけど、かつてなるほどくん偽の証拠品を使って陥れた。その報復…ではないけど結果的にそれをきっかけに法も成長しなければいけないという結論に達し、その立役者に王泥喜くんを育てたかった背景がある。だから偽の証拠品を使って勝たせるという結果にこだわったし、悪人(ここでは真犯人)に君が目指した結果にこだわる弁護は法の成長を妨げるといったメッセージがある。厳しいだけで法そのものを見直すというゴールがそもそもの目論見で、真犯人の牙琉霧人を貶める・報復することが目的になっていない。まあそれも4話まで通しでプレイしないと正確にはわからないんだけど、一貫して本エピソードのなるほどくんは牙琉霧人に対しては本当にそれでいいのか?といったスタンスで悪人には報いをといった姿勢は見せていない。
そこが私がなるほどくんそんな言うほど別人か?って思う理由です。見た目や印象にあまり興味がない私は、おお!なんかイメチェンしたなぐらいには思ったけど蓋を開けてみたら、ああやっぱりなるほどくんだわってなった。
さて昨日の記事でなるほどくんに検察側が示した動機がどうやらなかったことが明らかになったことに触れたんだけど、そこについて明日は深掘ろうかなと思います。そろそろ息子の暴れ具合が看過できないレベルになってきたので(笑)