3月に入ってからニンテンドーeショップをサーフィンしてたら見つけた『逆転裁判456王泥喜セレクション』。

1月下旬に出てたみたいで前情報からして全然入ってなかったので個人的に大ニュースであり衝撃情報。

もちろん即購入。

 

4から順に遊んで、現在5の4話プレイ中。

なんとなくプレイ記録を残したくなったので突然だけどネタバレレビューを始めていく。

容赦なくネタバレします。ネタバレを気にしない人以外は基本読まないことを推奨します。

 

 とはいえ、逆転裁判シリーズは有名な作品だし、実のところ逆転裁判というゲームはシリーズ通して犯人が分かること=ゲームがつまんなくなるといったゲーム性ではないので正直ネタバレされたからといってゲームがクリアできるわけじゃないというのがこのゲームの面白いところ。

 実際にオリジナルを発売日に定価で買った私は話の内容は覚えていても、あの展開に引っ張り込むためにどうやるんだっけ?って何度も詰まったし、話の内容を知らなかった初プレイ時も推理が先走りすぎて、今問題になってることに関しての答えを無視しておそらくこうだろうって予測が立ってる真相から逆算したらこれで良くね?って思ったりして不正解引っ張りまくってゲームオーバーは何度もやった。なもんで逆転裁判シリーズはかなり深掘った考察とかトリックに関しての情報モリモリで書かれた文書を読まなければ、犯人や顛末を事前に知っていても遊ぶ上で大した問題にはなりうらないと個人的には思ってるのでネタバレ見たけど実際に遊んで内容を確かめたいって求心力が残りそうなゲームだと思ってる。

 ミステリ漫画なんかは何周も読むのってあんまないけど、わざわざ今のハードで買って再プレイする私のような人もいる時点でその辺は結構斬新な要素持ったゲームだなって思う。

 

 さてネタバレする言い訳をゲームの魅力に頼って長々語って大量にスペース打ち込むのをせずにそろそろ本題。1話『逆転の切り札』レビュー始めようと思います。

 概要としては、バーボルハチという酒場でポーカー勝負をしていた浦伏影郎が前作主人公の鳴歩堂龍一にぶどうジュースの瓶で殴られて死亡した…とみられる事件の容疑者鳴歩堂を弁護する中で、事件の真相を解明していくといったもの。

 まず目に留まったのはドット絵めちゃ向上してるってこと。正直これにはだいぶ希望を感じた。ああ、3D表現技術者にあふれてドット絵のゲームなんてロストテクノロジー化してるんじゃないかと思っていた現代ゲーム業界。そんなことなかったよ(喜)

 このレベルの絵で青春時代のあらゆるゲームをそのまま何もいじらずやらせてほしいって思った。ファイナルファンタジーシリーズのピクセルリマスター版もそれなりに原作を再現してくれてはいたけど、当時のグラフィックをやや向上したぐらいの出来にとどまってた印象だから、それを遥か上回る内容にただただ歓喜した。

 …だからこそ今プレイ中の5が3D表現でちょっとヤだなって感じる。まあそこは6に入っても続くだろうし特徴的な髪形のキャラクターが多い都合上被り物してる感が嫌、な以外は反転処理とかにも矛盾ないしいい面もある。

 

 成歩堂の尋問からスタートし殺害動機がどうやらない、そもそも殴られたのはカードディーラーで殴ったのは被害者の浦伏といった新事実がたくさん出てくる。この時点で調査も証拠も不十分なのでゲームオーバー条件は何故成立するのか…といった状態。

 とはいえ、矛盾をどんどん暴いていくカタルシスはシリーズでもかなりハイレベルだし、相手検事が本格的に話に絡んでくる牙琉じゃないから仕方がないともいえる。

 黒歴史扱いされやすい本作だけど、1話の評価が高いのも頷ける。

 

さて、今日はこのぐらいにします。夕飯ができました(笑)