宮島の厳物屋さん

やまむら商店 

店主の山村ゆう子です。



最近 ステキな詩と出会いました


まど・みちお さんの


おんがく


という詩です。



まどみちお さんは

ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」でお馴染みの詩人です




「おんがく」は


目に見えない音楽も神様だったら

みえたり、さわったりできるのかしら?


そんな内容の詩です





かみさまだったら


みえるのかしら


みみを ふさいで


おんがくを ながめていたい


目もつぶって 花のかおりへのように


おんがくに かお よせていたい


口にふくんて まっていたい


シャーベットのように広がってくるのを


そして ほぼずりしていたい


そのむねに だかれて




この詩を初めて見た時には

耳の聴こえない人が 音楽を感じることができたら〜


と、思ったのですが。。




本当は音楽って、誰しも



五感で感じることが出来るもの



なのかもしれません。




感情を揺さぶるのはもちろん




空間的な広がりをもつ

エネルギーがあって




目をつぶれば色を感じたり



皮膚でうけとったり



体全体で感じているのに



耳ばっかりに意識がいってるのかもな



と思った次第です。




演奏する立場として


歌の歌詞の想いを



その場の空間の隅々にまで響くように



歌えたらなと




ふと 思いました(^^)



宮島にあるKAWAIピアノは60年ほど前のもの


6月に音楽レクリエーションの依頼が入りました。



コロナ前には毎月のように行かせて頂いていたデイサービスです。



忘れずにお声がけ頂き本当嬉しい!

がんばります。




先ほどご紹介した詩「おんがく」
メロディがついているんですよ