元記事 

 

 

色々とびっくりだわ。

 

今更、

それをいうのか?

 

日銀の独立性というのは、

数字で表せば、

国債の保有率だ。

 

これ、

国債の買い入れ率ではないのが大事。

 

今の日銀の国債購入率は戦前の最悪期みたいだけれども、

戦前はそれでも日銀は国債を各方面に売っていたから、

保有率は十二年前くらいと同じくらいだったと思う。

 

それが今や日銀の国債保有率の高さを昔の大蔵省や政治家がきいたら、

あっ、終わってる、と思って再生プランの検討を始めてもおかしくない。

 

それなのに今、

また日銀の独立を指摘するのか?

 

今できるのは、

敗戦後の大蔵省・日銀がやったようなインレイによる水ぶくれで、

国債の経済規模に対する比率を正常時の値まで強引に戻すことしかできない。

 

その後、

かつてのドッジラインのように、

引き締めを行うしかない。

 

円のキャリー取引とかいっている次元ではなく、

そもそも、

サクソバンクの出した予想や、

その他の予測も含めて、

円が200円を踏んだ時点で金融規制を発動して、

一時的しろドエ円の200固定化すらありえる。

 

ただし、

個人的には200円では不十分で、

300円が最終ラインだと思う。

 

300円の時のインフレと円換算での対日直接投資の経済規模比率が、

日本が高度経済成長へと転換しやい状態だと思う。

 

この辺は、

実は政府、財務省、日銀の共通認識じゃないかな?

 

あとは、

どの程度、自然災害や戦争のリスクと、

日本の対外資産が差し押さえられたり没収されるリスクを考えていかだね。

 

国際政治において、

多額の債権は決済されないというのがある種の常識なので、

日本が世界一の債権国家だというのは、

あまり当てにならない。

 

いつ円転できなくなるか、

わからないからね。