元記事
色々な事柄を過去を参考に現場から未来を推測するから、
悪いことしか考えられなくなる。
いずれ日本の家の半数は空き家になる。
耕作放棄地は増え続けいずれ50万haになる。
ちなみに、
50万haというのは、
アメリカ最大の農家の七軒分で、
北海道の耕作面積の約半分だ。
頑張って土地を区画整理して、
整備すれば今の生産効率でも150万人分の食料が生産可能だ。
江戸時代末期も、
江戸時代初期に開拓した農地や村では、
農地と住宅が不適切に混在するようになった上に、
商業の発達で農地を放棄して商業などに転職したりで、
耕作放棄地が増えていた。
こうした状態を憂えて、
区画整理をし、
農民に教育を施した人々がいたけれども、
そうした人たちの多くは身分のないものたちだった。
幕末においては人口の減少が起こらなかったため、
欧州のような農地の集約や所得の上昇が起こらなかった。
日本は今、
幸いにも人口の減少が継続している。
それこそが幸運だったと回顧する未来にするために、
今、やるべきことは演算できると思う。