元記事 

 

 

「政府は経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)で2030年に外国資本による対内直接投資の残高を100兆円に増やす数値目標を掲げた。22年末の残高は46.2兆円で、向こう7年で倍以上に伸ばす野心的な計画だ。」

 

「日本から海外への投資は活発だが、外からの対内直投は極端に少ないのが実態だ。国連貿易開発会議によると、20年時点の対内直投残高の対国内総生産(GDP)比率が日本は4.9%にとどまり、201カ国・地域中の198位。日本より下はジンバブエ、北朝鮮、イラクだけという惨状だ。」

 

ちなみに、

「米国の対内直接投資残高(2022年末時点)は5兆2500億ドル(約800兆円)だ。日本からの投資は国別では最大で7750億ドル(約120兆円)。全残高の14.8%を占める。」

 

 

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=73575?site=nli

対内直接投資倍増は実現できるのか

 
まぁ、
このレポートでは、
「対内直接投資のメリットは国内において認識され、政府は長年にわたって促進に向けた取組を進めている。それではなぜ、日本の対内直接投資の水準は諸外国と比較して極めて低いのだろうか。
残念ながら、この問いに対する答えははっきりとは分かっていない。」
ということだが、
「円」の価値が投資判断をするには高すぎること、
人材がいないことかな。
 
それでも日本への投資をということになるのであれば、
国の資産など50兆円分を格安でお売りするしかない。
 
日本国内の日本人向け市場は縮小傾向で増やしようがないから、
日本にいる外国人や訪日客、輸出の市場を主体とするしかない。
 
円が300円になれば、
一番、単純なんだけれども、
どうなることやら。