元記事 

 

 

これはデイリー新潮の記事か。

 

反面、

こうした記事もある。

 

 

 

「神社本庁傘下には、田中総長の退任を求める人間たちが現れ、2022年には「花菖蒲ノ會」という組織を立ち上げた。同会によれば、これに賛同する神主や総代の数は2000人近くに達しているという。神社本庁傘下の神社の神主の総数は2万1000人をわずかに超える程度なので、およそ10分の1が現在の神社本庁の体制に異議を申し立てたことになる。  実は花菖蒲ノ會の10名の「呼びかけ世話人」のなかに鶴岡八幡宮の宮司も含まれていた。ということは、鶴岡八幡宮が神社本庁を離脱するのは、内紛が原因であることになる。花菖蒲ノ會は、神社本庁内部で改革をめざすものだが、鶴岡八幡宮はそれをあきらめたということかもしれない。  呼びかけ世話人には、熱田神宮、東京大神宮、北海道神宮、多賀大社、出雲大社といった著名な神社の関係者が名を列ねている。こうした神社は今後どうするのか。それが注目されるが、花菖蒲ノ會に賛同した神社が今後、次々と神社本庁から離脱することも考えられる。」

 

要は日本の神社の派閥は四分五裂しつつあるということかもしれない。

 

こうしたことの根底あるのは、

神社の経営問題ではないかと思う。

 

都内の某楽坂の神社の建て替えの際も、

長年神社に協力してきた近隣の方々の意見よりも、

マンションと近代的な社殿が優先され、

不満の多い建て替えとなった。

 

今も神様を見下ろす場所にマンションが立ってるのはどうなのか、

昔は階段がなくてお参りがしやすかったのに、

という声がある。

 

正直にあまり仲はよくないという人もいる。

 

これらは神社の経営が今までは近隣の氏子からの寄付によって成り立っていたのが、

それが難しくなりつつあるからだと思う。

 

あの「明治神宮」でさえ、

外苑から上がってくる120億円の収入がなければ成り立たない状況だ。

 

鎌倉の八幡様も、

似たような状況に対して、

やれることはやってみようということなのだと思う。

 

ただ、

これらは神社側の思い込みで空回りしていなといいんだが、と思う。

 

けれども、

亡くなった親戚は正月になると、

神宮から送られてくるお札類の買取が大変で、

と嘆いていた。

 

昔の新聞の押し紙ではないが、

末社に対して本社が押し売りのようなことをしているのも事実だと思う。

 

その辺、

経営という運営というのかを、

もっと素朴にしても良いのではないかと思う。

 

年々、華美に立派になっていく神社が多いけれども、

果たして、

それで将来まで続く近隣との敬愛は育っていくのだろうか?