担当業務で使用する備品があった。
主にその備品を使うのは、私とAさんの2人。
1冊の管理簿で在庫管理をしていた。
1箱100個入りの備品が1箱と、使いかけ90個があるとする。
10個使ったら、残りは1箱と使いかけの80個。
管理簿には「使用10 残180」と記入。
通常は使用する10個は数えるが、残りの80個は数えない人が多いと思う。
しかし、私は必ず両方、もっと言えば使用前の90個も必ず数えていた。
何故そこまでするのか…Aさんを全く信用していなかったからである
この記事に登場する「クセモノ」がAさん
数が合わなかったら私のせいにするに違いない。
それを回避する為に、私は在庫確認を怠らなかった。
そしてその読みは正しく、Aさんはチョイチョイ記入漏れしており、数が合わない日多数
上司に訳を話し、Aさんと別々で管理できないか相談した。
上司の答えは「NO」
同じ備品なので管理簿は1冊で、と。
ごもっともである
「人は変えられない。自分が変わるしかない」
こんな言葉を聞く。
Aさんを変える事はできないので、自分が慎重に慎重を重ねる事でトラブルを回避した。
Aさんに「数え忘れに気をつけて下さい」と言ったところであまり意味がない。
どころか、余計消耗する事態になりそう
理由はこちら。多くの人がクセモノことAさんの逆ギレ被害に
「自分が変わるしかない」を実行した結果、備品管理に通常の倍近い時間を費やしていた。
仕事の上では、人にも変わってもらいたい…そう願う、あの頃の自分だった