現金を運ばされた30年前の中学生 | アラフィフ主婦の闇ブログ

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主に積年の恨みつらみ・心の闇を吐き出します。
時々普通の話、まれに良い話を綴ります。

これは当時より大人になってからの方が「ちょっと…」と感じた出来事である。

 

中学生の頃、美術の授業で使う教材代の集金があった。

経緯は忘れたが、美術の先生に指名され私が取りまとめ、全員分集まったら美術の先生に支払いに行く事に。

 

当然1日では全員分集まらない。

仮に3日かかるとしたら、3日間登下校で現金を持ち歩かねばならなかった。

 

1人1,000円以下だったと記憶しているが、500円としても

500円×40人=20,000円

数日間とはいえ、20,000円近くを家と学校の往復で女子中学生が持ち歩く。

中学生にとっては大金だ。

 

何となく不安になり、担任に預かってもらえないか頼みに行った。

先生の机に鍵がかかる引き出しがあれば、校外を持ち歩かずに預かってもらえると考えたのだ。

 

「何で俺が預からなきゃならないんだ」

 

期待も虚しく、担任には断られた。

もしかしたら引き出しにしまうという意図が伝わらず、持ち歩くと解釈したかもしれない。

ただでさえ頼みやすい担任ではなかったので、それ以上は言えなかった。

 

大人になってからこの件を思い出し、ふと思った。

中学生には荷が重すぎないか?

 

私が現金を持ち歩いているのは、クラス全員が知っている。

例えば、クラスの誰かが他学年や他校の生徒と共謀してカツアゲする可能性はないだろうか。

私の考えすぎかな。

 

令和の中学でもこういう事が行われているのだとしたら、先生方は考えてあげて欲しい。