続きです。
中学校で同じクラスになったのが友人との出会いだった。
クラス替えで別のクラスになったのを機に、交換日記を始めた。
卒業と共に終わるパターンが多いと思うが、別々の高校に進学後も高2まで続いたのは珍しいのではないかと思う。
高校卒業後は会う頻度が減ったが、学生時代を振り返る上で外せない友人、そんな存在だった。
招待状を送る前に、結婚報告と相手についての簡単なプロフィールを書いたハガキを送った。
友人からはお祝いの言葉と出席したいという連絡を貰った。
招待客は夫より私の方が多かったので、決して人数合わせで招待したのではない。
こちらの披露宴は会費制が主流で、私も友人も披露宴は会費制だった。
なので当日欠席なら料理をキャンセルできない=会費が発生すると知っているはずだ。
これがいい加減な人ならそんなものかで流せたかもしれないが、礼儀正しいしっかり者だっただけに失望が大きかった。
例えば宴会コースを予約した職場の飲み会を当日キャンセルしたのなら、会費を支払うだろう。
キャンセル料を踏み倒したら、それこそ職場にいづらくなる。
当日欠席のメール以降何の連絡もなかったのは、私が普段顔を合わせる相手ではないし、今後も会うつもりがなかったのかな。
元々あまり気が進まなかったのなら、適当な理由をつけて断る事もできた。
招待状を送る前に知らせたのだし、考える時間はあったはず。
【続く】