【漁師の休日】能登ブラヤミ パン、珈琲、寿司、美術館■千代ずし(七尾市)■能登前寿司、赤西貝ほか | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

新湊の漁師、やみちゃん です。

 

 

 

【漁師の休日】能登ブラヤミ 編

 

 

 

①或る日の 月とピエロ 

 

 

 

或る日のハードパンチャー活動は、月とピエロ。

 

 

 

 

久しぶりの訪問になってしまいました。

 

 

 

略して”月ピエ”、と呼ぶ人が多いけれど、

 

私は”つきっぴ”と呼んでいます。

 

 

 

私の好きなタイプのパンがたくさん売っているお店です。

 

 

 

 

薪がいっぱい。

 

 

 

 

金・土・日の営業で、予約も可能。

 

 

 

 

私は予約なしでしたが、オープンダッシュでお店へ。

 

それでも少し並んで8.3人目に入店。

 

 

充分に多くのパンが並んでいましたよ。

 

 

 

戦利品

 

 

 

 

4アイテムを購入。

 

 

 

栗のバトン 390円

 

 

 

人気がある栗のバトン

 

 

 

イモ・クリ・ナンキン・チャナスキーな私は、当然、毎回買っています。

 

 

 

ホクホク・イズ・ビューティホー!

 

 

 

クグロフ 500円

 

 

 

これは”つきっぴ”では、初めて見かけたな。

 

 

油分が手につく、やわらかい生地。

 

ハードパンではないです。

 

 

どんなパンか知りたい人は、ネットでクグロフ(ググろう)。ぶわ。

 

 

 

謎パン 900円

 

 

 

もうね、私ぐらいになるとパンの名前は覚えられないの!ぶわ。

 

 

 

クルミとレーズンがガン入りで絶対美味しい硬いパンとだけ言っておきます。

 

 

 

謎パン 1750円

 

 

 

だからパンの名前は覚えられない、って言ってるじゃん?

 

 

みなまで言わせないで?

 

 

 

すだち(気泡)の良い、ふんわりとしたベーシックなパンで、かるくリベイクして朝食にしたら最高なやつだとだけ言っておきます。

 

 

 

②或る日の 茜屋 

 

 

”つきっぴ”を出た私は、そのまま七尾市内へ。

 

駅前の一本杉通りは石畳が雨に濡れて良い感じ。

 

 

 

 

やみ「あら、坊や、お留守番かい?」

 

 

 

茜屋珈琲茶房

 

 

 

この通りで1番人気のカフェを見つけたので入店。

 

 

 

ブレンドコーヒー 500円

 

 

 

美人マダムのハンドドリップによるコーヒーを堪能。
 

濃くて、とても香り豊かでおいしいコーヒーでした。

 

 

 

マダム「あら! 裸足、、寒くないんですか? わたし、今まで見たので2人目です、冬にサンダルの人!」

 

やみ「大丈夫です、マダム。 ぼくは”裸足のプロ”ですから、ちっとも寒くなんかありませんよ」

 

 

 

ドヤ顔で退店。

 

 

 

③或る日の 七尾フィッシャーマンズワーフ 

 

 

その次に、昼食まで時間があったので、七尾フィッシャーマンズワーフへ。

 

 

 

いまでこそ、新湊にも氷見にも似たような施設があるけれども、七尾は最初に出来たはずだし、いまでも県外からの観光客(※おもに和倉温泉の宿泊客)で大賑わい。

 

 

 

 

鮮魚コーナーにはズワイガニ(七尾では加能ガニと呼ぶ)などがたくさん並んでいましたが、やはり観光地価格。

 

 

七尾市民は多分ここでは買いませんね。

 


ただ、ここでいろいろ魚の調査をしていると、どうしても寿司を食べたくなってしまいました。

 

 

 

 

しかも、「すし王国 能登七尾」のポスターまで貼ってあるじゃありませんか!

 

 

 

こうなったら、寿司屋に行くしかなかろうもん。

 

 

 

④或る日の 千代ずし 

 

千代ずし

 

 

 

選んだのは地元で大人気で予約が必須な【七尾 すし四天王】の中の1つ、「千代ずし」さん。

 

 

ランチでも予約が必要だと思います。

(※運が良ければ予約が無くても座れますが、週末などは断られることが多い)

 

 

 

 

おすすめ能登前寿司”をオーダーするのが王道です。

 

 

センスと実力をもつ若い大将が、すしダネの解説をしながら1貫ずつ握ってくれます。

 

 

とりあえず、14貫コース(3500円)にしました。

 

 

 

小鉢

 

 

 

七尾産クジラの南蛮でしょうか。

 

 

 

(※この日、七尾市民の心の拠りどころな地元スーパー「どんたく」の鮮魚コーナーでも、クジラの刺身を見かけました)

 

 

クジラは、氷見や七尾では、ときどき水揚げされ、魚売り場に並びます。

 

 

 

1. アオリイカ+塩

 

 

 

千代ずしさんは最初から味を付ける派の店なので、醤油は使いません

 

 

(※一方、新湊の寿司店は基本的にナカロクなどの醤油をつける昔ながらのスタイルです)

 

 

 

醤油をつける店と使わない店、これは好みですね。

 

 

【素材(ねた)の味を堪能するにはこうやって食べてほしい】という提案型の店は醤油を使わないで食べさせることが多いです。

 

 

 

2. クロマグロ+煮切り

 

 

 

序盤にクロマグロとは大胆な構成。

 

 

 

 

3. 甘えび+海老みそ

 

 

 

1匹ずつ頭から絞り出してつくる海老みそがどえらい濃厚で素晴らしい。

 

 

 

4. バイ貝・炙り+煮切り

 

 

 

コリコリしたバイが炙られることで香り高く仕上がってました。

 

 

 

5. 七尾産 定置網 アジ+ネギ、生姜

 

 

 

とことん肉厚で、アジアジっと味わい深い。

 

 

 

アラ汁

 

 

 

このタイミングでアラ汁(ブリ)が出ました。

 

 

 

6. 七尾産 寒ブリ+煮切り

 

 

 

寒ブリといえば氷見!

 

ですが、もともとは同じ海で獲れたものをどこで卸すかだけの違いですから、七尾産も超うまいです。

 

 

 

 

このあたりから2貫程度が同時に盛られだしました。(※店の混雑状況による)

 

 

 

7. ベニズワイガニ+蟹みそ

 

 

 

こんなん絶対うまいやつやん。 

 

 

 

8. 七尾産 カツオ・タタキ+ポン酢・生姜

 

 

 

なぜか温かい海にいる魚が富山湾、七尾湾でも揚がるようになりました。

 

カツオも揚がるんです。

 

 

 

9. キジハタ+燻製塩

 

 

 

あっ、ちなみに七尾産と書いてないものは産地を聞いていないので書いてないだけで、七尾産の可能性もあります。

 

 

秘密の粉”、燻製した塩(※大将のお手製)をまぶしていただきます。

 

 

 

こういう淡泊な魚をどう遊ばせるかが寿司屋の腕の見せ所。

 

 

 

10. フグ・昆布〆

 

 

 

上の赤いトッピングはなんだったか失念。ぶわ。

 

 

 

11. カンパチ+山椒の佃煮

 

 

 

山椒は小粒でぴりりと辛いし、舌が痺れますが、佃煮にしてあるため、そこまででもなく。

 

 

 

なお、大将ぐらいになるとブリとカンパチとヒラマサは、切り身を見たら質感の違いですぐに見分けられるそうです。

(※私は切り身になる前の状態でないと無理です)

 

 

 

12. 七尾産 クジラ+ごま油・塩

 

 

 

クジラが終盤にも出てきました。

 

食べ方は韓国風(?)にごま油と塩で。

 

 

 

13. クロマグロ赤身・ヅケ

 

 

 

トロだけがマグロじゃないんだよ!

 

 

江戸時代にはむしろこっちが人気で、トロは脂っこいからと捨てられていたほどでした。

 

 

 

14. 煮アナゴ1匹づけ+煮つめ

 

 

 

14貫コースの〆は、穴子1本でした。

 

アナゴスキーな私へのご褒美でしょうか。

 

ぐいーーん!

 

 

 

以上、

どれも地ものを使っていて、とびきり新鮮な素材を創意工夫を凝らした趣向で食べさせてくれる素敵なもの。

 

14貫で腹が98.3%膨れました。

 

 

 

EX. 赤西貝 660円

 

 

 

今日のおすすめ」に、”赤西貝”という貴重なネタがあったので、1貫追加で握ってもらいました。

 

 

この巻き貝は、七尾湾でしか獲れない大変珍しいもの。

 

1貫にぎるのに4匹使っているそうです。

 

 

 

味は、見た目の色が似ている”赤貝”に近い甘味を

感じました。

 

そして”バイ貝”のもつコリコリした食感もあります。

 

 

つまりは、赤貝とバイ貝をミキシングしたようなすごい貝と言えるかもしれまん。

 

 

七尾の寿司店に行くと食べられる機会があると思うので、見かけたらぜひお試しを。

 

 

 

 

いやー、さすがは「すし王国 能登七尾」です。

 

 

 

だけどね、私も新湊の漁師として、「寿司と言えば、富山」をPRしていく所存です。

 

 

 

今回は大変よい勉強をさせていただきましたちゃ。

 

 


カレーと海鮮のある、イミズスタンの暮らし。

 

 

 

⑤或る日の 七尾美術館 

 

 

午後は、七尾美術館で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を鑑賞。

 

内部は撮影NG。

 

 

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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