カレー探偵、やみちゃん です。
或る日のカレー活動は、アシルワード。
カレー探偵事務所のあるイミズスタンから約50km離れているのでそう頻繁には調査できませんが、石川県内で1番お気に入りのインド&ネパール料理店です。
これまでは、お店が企画したスペシャル料理や、複数人で予約してのパーティ料理を食べることが多く、レギュラーメニューを食べることがあまりない状態でした。
ダメじゃん。
たとえば夫婦関係においても、結婚記念日だけお祝いして、のこりの364日はパートナーへの感謝を忘れてるような人は最低じゃないですか。
(※注 私は未婚なので想像です。ぶわ)
ぶったるんだ午後。
そんなわけで、ぶらっと訪問して、普段のランチメニューから気になったものを注文してみましたよ。
・チキンビリヤニと小さなカレーのセット 1350円
(カレー2種追加+200円 → 計1550円)
おおー、ついにビリヤニが毎日食べられるようになったんですね!
他のお客さんたちの注文率も高く、推定83%はこれをオーダーしていたような?
バスマティはパラパラとしたあっさり系。
多めのフライドオニオンと、パクチー(ダニヤパッタ)がトッピングです。
これが現地だと、ライスにギィー(精製バター)がたっぷりと、染み込みまくりのシミっシミ!であったり。
そのうえフライドオニオンもライスにたっぷりミキシングされていたりして、その背徳的な美味しさへのチューンナップに身震いすることが多多あります。
その一方、アシルワードさんのように、現代ニッポンの日本人オーナーのお店では、
「油控えめに軽ーく優しく炊き上げるから、足りないところはトッピングで私的に補充して愉しんでネ」
という”薬味スタイル©”が定着しつつあります。
背徳感ゼロ。
健康志向の人はフライドオニオンを避けたりもできますし。
トッピングが多いほうがSNS的にも映えますちゃ。にゃはは。
ライタや、1品付属するカレーも、それぞれ薬味(味変アイテム)の1つとしてカウントして良いですね。
私がイミズスタンであまりビリヤニを食べない理由はどうしても油の過剰摂取になるからですが、アシルワードさんのビリヤニは胃にもたれず、「また食べたい」と思いました。
さて、追加2品を含めて3品選んだカレーはこちらから。
バタチキとキーマ(※この時は選ばず)は常設で、他は日替わりです。
・バターチキンカレー
おそらくは店のカレーの中でも1番数が出ているであろう主力商品。
バタチキがちゃんと美味しい店は名店の証。
・マスタード風味で仕上げたフィッシュカレー
魚は脂の乗ったサワラ。
ベンガルっぽい漁師ほいほいカレー。
・セサミベジタブルカレー
黒ゴマが入った、あまり他店では見かけないカレー。
ゴマの風味が香ばしくて、野菜が甘い。
アシルワードさんのカレーは、さらっとして油浮きのない、家庭的な仕上がりなのがほんと私好みなんです。
・ランチカレー カレー2種類セット 1300円
(バスマティ替え+150円 → 1450円)
もしもビリヤニが不要なら、↑このようなランチセットがありますよ。
バスマティが基本オプションにあるのがうれしいですね。
トリップアドバイザーで口コミ高評価につき、コロナ前はチキン鉄火マサラをオーダーするような外国人観光客でいつもいっぱいでした。
インド料理だけでなく、ネパール料理も美味しく、特にモモはネパール人にも大絶賛される激ウマなものなので、金沢観光に来たらぜひ立ち寄っていただきたいです。
なお、店主・千葉さんのオススメは、お店から歩いて行ける場所にある、
「長町武家屋敷跡」の「野村家」
ですよ!
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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