セイロンガーデン(名古屋市名東区)■ 大名古屋カレー遠征 [#5] スリランカとネパールを両方! | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

 

今年の7月に1泊で名古屋に行ってきたときの話、

『大名古屋カレー遠征2020夏』(全5回) 

の続きをお届けしたいと思います。

 

 

ではお楽しみください。

 

 

 

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大名古屋カレー遠征 [# 5] セイロンガーデン

 

 

 

探偵の食卓(全景)

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

***

 

 

 

 

セイロンガーデン

(愛知県名古屋市名東区野間町16)

 

 

 

帰宅前に立ち寄ったのが前から気になっていたこのお店。

 

場所は名東区で、カレー好きな人には「カリーカグラ」(閉業)さんがあった場所といえば分かるかな。

 

 

「カリーカグラ」さんも行きたいと思っているうちに、結局行けずじまいになってしまったので、『カレー探偵 名言集』にある「カレー・一期一会」という言葉を改めて噛みしめつつ。

 

 

 

 

 

 

おっと、店の前には、やたらと「ホパー」(ホッパー)の写真が。

 

※英国式にいえば「ホッパー」で、現地シンハラ語では「アーッパ」

 

 

 

全国的にみてもこれが常備されているのは「カラピンチャ」(兵庫県神戸市)さんと、「クルバドゥ」(富山県高岡市)ぐらいだと思うのですが、じつに貴重ですよね。

 

なぜあまり無いのかといえば、作るのが大変だからです。

(※生地を良い具合に発酵させるのが大変、薄くぱりっと焼くのも大変)

 

 

これはぜひとも食べてみなければ!

 

 

 

 

 

 

店内風景。

 

店の中にはラメッシュさんという体格の良いスリランカ人オーナーがいて、丁寧な接客を受けました。

 

 

 

 

 

 

なるほど、これらがスリランカカリーの単品なわけね。

 

 

いわゆる、同業他店によく見られる「ライス&カリー」形式の、”ワンプレートにいろいろ盛ってあるやつ”は載っていませんでした。

 

 

 

ラメッシュさんに訊くと、、

 

 

 

 

 

 

そういうのがお好きならこちらをどうぞと別メニューを渡されました。

 

 

そうそう、これこれ!

 

てか、なんでこれを前面に出していないのかな?

こちらの方が日本人には馴染みがあるし、ありがたいと思うのですが。

 

 

 

海老スキーなので、⑤の「海老プレート」を選択しました!

 

 

 

 

 

 

それと、この店の特筆すべきポイントとしては、ネパール料理もあるということ。

 

シェフが2名いて、スリランカ人シェフがスリランカ料理、

ネパール人シェフがネパール料理をそれぞれ担当しているのだとか。

 

なかなか面白いですよね。

 

 

 

 

 

 

たしかに、窓際にアチャールが漬け込んであったので、めっちゃネパールな香りがしていたんですよ。納得しました。

 

 

 

 

 

 

しばらく待っているとまずは「海老プレート」が到着しました。

 

 

 

 

 

 

やっぱりスリランカ料理といえばこのスタイルが便利ですよね。

 

(現地では大皿に盛ってある副菜を自分で好きなようにライスに乗せて食べる)

 

 

 

 

 

 

メインの海老カリーは、有頭の赤エビがなかなかのボリューム。

 

 

 

 

 

 

グレービーは別盛りでした。

 

ココナッツミルキーで甘辛い仕上げ。

 

これは嫌いな人がいない味。

 

 

 

 

 

 

副菜はシンハラ指数=やや低めでインド寄りです。

 

パリップも「カダラパリップ」というよりは、「チャナダルカレー」といった仕上がりでしたが、味は美味しい。

 

 

 

 

 

 

カトゥレットは魚は不使用と思われ、じゃがいもコロッケかな。

 

 

 

 

 

 

手喰い証明図。

 

 

スリランカ料理は豪快に手でミキシングして食べるように出来ているんですー!

 

 

 

 

 

 

「ジョール・モモ」

 

 

せっかくなので、ネパール料理からも一品。

 

カレー風味のモモです。

 

 

 

 

 

 

イメージは餃子にカレーをぶっかけたもの、なのですが、

中の餡はチキンをメインに、モモマサラの風味が効いていて、これは間違いなくモモでした。

 

 

次回は「スープ・モモ」にしてみよう。

 

 

 

 

 

 

スリランカ料理担当の Vijitha Bandara シェフ(近影)

 

 

 

そうそう、冒頭にも書いたように、「ホパー(ホッパー)」も食べてみたい!

 

 

ヴィジタさんにリクエストすると快諾!

店の前に出て焼き始めてくれました。

 

 

 

 

 

 

これ、熟練のテクニックがないとうまく焼けません。

 

 

 

 

 

 

ヴィジタ「デキマシタ!! (ドヤーー!!)」

 

 

 

素晴らしき笑顔のヴィジタさん。

 

スリランカのキャンディ出身で、日本語はまだあまり出来ませんが、ドバイや欧州でのシェフ経験が長く、じつはスリランカ以外のコンチネンタルも得意なのだとか。

 

とても引き出しの多そうなシェフでしたよ。

 

 

もっといろいろお話を伺いたいなあ。

 

 

 

 

 

 

プレーンなホパー(アーッパ)です。

 

真っ白!

美しい!

 

 

なるほど、やわらか仕上げなのね。

 

 

 

 

 

 

ハニーココナッツホパー(上)

 

エッグホパー(下)

 

 

 

 

 

 

こういうデザート系のホパーは珍しいですね。

 

日本でここだけでしょう。

 

なかなかイケますよ!

 

 

 

 

 

 

エッグホパーは塩コショウで。

 

 

 

 

ところで、

 

「スリランカ料理」、「ネパール料理」といって厳格に国境線を引きたがったり、カテゴライズしたがるのは私たち日本人だけなのかもしれません。

 

食文化は人類の営みの中で絶えず交流し、分かれ、ときに化学変化を起こしながら常に私たちの好奇心を満たし続けてくれるもの。

 

 

「セイロンガーデン」さんに行けば、また新たな発見があるような気がします。

 

 

 

***

セイロン ガーデンスリランカ料理 / 一社駅上社駅本郷駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7

***

 

 

 

■ カレー遠征2020夏・大名古屋5連チャン 編(名古屋・常滑)
(完)

 

 

■ カレー遠征2020夏・大名古屋5連チャン 編(名古屋・常滑)■もくじ
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