カレー探偵、やみちゃんです。
ナマステー！！
2020年1月2日から14日までの約２週間、北インドとネパールへカレー遠征（ひとり旅）をしてきました。
◆◆ カレー遠征 2020 新春
『北インド＆ネパール遠征』 編
[14] Kantipur Temple House
ダルマ・ラマ会長が愛した店（その１）。豪華ダルバート！
カンティプール・テンプルハウス 外観
今回ネパールを訪問するにあたり、アジアハンター代表・小林さんから複数のお勧め店を教えていただいたのですが、それらの調査レポートは既にこの遠征記では報告済みとなります。
実は、小林さんの他にもう一人、『富山ネパール文化交流協会』（※私も会員です）のダルマ・ラマ会長からもお勧め店をいくつか教えていただきました。
本当にありがたいことです。
ダルマ会長といえば、もちろんネパールご出身であり、仏画師であり、ネパール料理研究家でもあるわけで、定期的に「tutti」（射水市）で主催されている”ダルバートを食べる会”は超人気のため、なかなか席を取ることができない状態ですちゃね。
立派な赤レンガの歴史的建物
そのダルマ会長から「カトマンズでベスト１か、２の店」として推奨していただいたのが今回のレストランなんです。
それは赤いレンガの壁が特徴的なネワール様式の歴史的遺産をそのまま使っている３つ星ホテルの中にありました。
（※もちろん、宿泊も可能です。一泊6300円～）
なんでも、かつてのカトマンズ王の側近が住んでいたお屋敷跡とのこと。
中の見学だけでも価値あり
クラシックな内装で、屋上庭園（屋外）や中庭での食事も可能。
空を見上げてみた
さすがはダルマ会長、素敵なお店を知っておられますねえ。
館中の座席
館内に座っても良いのだけれど、ここはやっぱりお庭でいただくとしましょうか。
メニューの一部
オーガニック食材から作られた各国料理を楽しめます。
タイ料理、インド料理、中華料理、コンチネンタルがありましたが、私が選んだのはもちろんネパール料理のコース。
まずはチヤ
最初に出てきたのがチヤでした！
これは意外。
しかもポットでたっぷり淹れた無糖マサラチャイ（チヤ）。
私にとってストライクなドリンクですが、この後の料理が運ばれてくるのにけっこう時間がかかったので、最初に出てきたのはありがたかったです。
モモ（モモチャ）
モモきたーーー！
ゴルベラコアチャールをじゃぶじゃぶにつけて
この皮がまたモッチモチ！！
そして蒸したてアッツアツ！！
肉はチキンで、ゴルベラ子ちゃんにヒタヒタまでダイブさせてから一気に口腔内にぶっこみうまーーー！！
アルタレコ
ポテトフライのスパイシー炒めですちゃ。
これも見ただけでうまいやつ。
タトタト・ジョール
続いてベジ系の具だくさんスープきたーー！
身体のごちそうじゃん！
アルタマ（タケノコ）が入っている、やさしい酸味。
ターメリック。
ムギコダル（※）すこーし。
◆ネパールでよく使われる豆
- ラトダル（レンズ豆/マスール）
- カロダル（ケツルアズキ/ウラド）
- イエローダル（キマメ/トゥール）
- ムギコダル（緑豆/ムング）
- ラジマ（金時豆）
- ボリ（黒目豆/ブラックアイ）
- マーシャン（ササゲ）
- チャナ（ひよこ豆）
- バトマス（大豆）
- ケラウ（グリーンピース/マタール）
ダルバート登場！
食べ始めてから約１時間、ここでメインプレートが登場！
探偵の食卓
ゴゴゴゴゴ・・・
順に見ていきましょう。
繊細なタルカリ（おかず）たち
何といいますか、何を食べてもうまいやつー。
”プロの仕事”を感じます。
イノシシと魚の選択があり、魚を選ぶ
どれも塩加減が優しく、現代的・健康的で食べやすいんです。
ダルはニンニクがガツーン＆ぐいーーん！系。
全般的に私の好きな焦がしメティベースの味付けが多めかも。
重量感のあるチャレスコ（真鍮）の食器
品数がはんぱねえよ！
『ちょっとずつ色んなものを食べたい乙女ゴコロ』がカトマンズで炸裂するやん！？
手喰い証明図
もちろん手喰いですけどそれが何か！？
メインプレートのヨーグルト
甘いヨーグルトで至福～♪
からのーーーー、、、
サルビスのズーズーダウ
まさかの追いヨーグルトきたーー！！
しかもこれ、王様の食べる「ズーズーダウ」やん！！
甘いが、やばい
中には細かく砕いたナッツ類もガン入りで、バクタプルで食べたやつよりも高級感がありました。
完食の図
もうね、腹パン大満足ですちゃ。
ダルマ会長の推奨店はもう１つあるので、そちらもまた改めて報告したいと思うにゃ。
■ 次回予告（Next Yummy）
[15] ボダナート
ネパール最大のチベット仏教の巨大仏塔（ストゥーパ）！
＊＊＊
■ 北インド＆ネパール遠征編 2020年 新春 テーマ曲
「Wind Climbing～風にあそばれて」
■ おすすめ書籍
※このカレー遠征に際し、貴重なアドバイスをたくさんいただいたアジアハンター代表・小林さんの著書です。必読の書。
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日本の中のインド亜大陸食紀行
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
（やみちゃんも登場！） 必読の書。
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