カレー探偵、やみちゃんです。
忘れちゃいけないシリーズ、『京阪カレー遠征2019秋』(全9回)の続きです。
京阪カレー遠征 [#5] ダルバート食堂
探偵の食卓(全景)
ゴゴゴゴゴ・・・
***
「ダルバート食堂」
(大阪府大阪市中央区内久宝寺町3-3-16)
別シリーズとして現在大好評執筆中の「ネパール遠征編」ですが、ネパールまで行くのはちょっと難しいなあ、という方へオススメするのが今回のお店ですよ。
関西にこの店あり!
この店のオーナーさんはネパールの隅隅を旅し、メジャーからマイナーまで様様なネパール料理を探求されているお方。
その造詣の深さには業界でも一目置かれているところであります。
◆ダルバート食堂のブログ
https://dalbhat-shokudo.com/blog
さて、名監督が必ずしも名プレイヤーとは限らないように、いくらオーナーがネパール料理に詳しくても、お店の料理が美味しいとは限りません。
はたしてどんな内容なのでしょうか?
ところで、ここのオーナーさんは今から5年前にはすでに有名で、かつて兵庫県神戸市で「Kukuri(ククリ)」というお店をされていたわけですが、私は2016年に神戸まで食べに行ったんですよ、ええ。
・・それが、出てきたものが「あれっ?」という感じだったので、後で調べたらすでに「Kukuri(ククリ)」は他の方に譲って、自身は今回紹介する「ダルバート食堂」に移ってらしたという、、実にぶわぶわ事件があったんです。遠い目。
◆参考資料
ククリ / 神戸市 ■ カレー遠征・姫路 [5] 腹をくくってダルバート!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12193858888.html
私、そのときのショックで心が折れてしまい、「ダルバート食堂」に来るまでに4年かかりましたちゃ。。ぶわ。
ナイーブなやみちゃんをお許しください。
満を持して入店すると、店にはオーナーさんはいらっしゃいませんでした。
スタッフが2名いて、ネパール人1名、日本人1名。
オーナーさんとのガチネパ談義はできませんでしたが、感じの良いスタッフといろいろお話できました。
探偵の食卓。
メニューはダルバートに特化していて、
・ダルバート食堂のダルバート
・タカリダルバート
の2タイプを基本ラインとし、これを料理の組み合わせでいろいろカスタマイズできます。
週替わりのカレーもあり、このときは「サワラのカレー」が選べました。
さて、普通の「ダルバート」と、「タカリのダルバート」、何が違うと思いますか?
そんなわけで、期待に応えて豪快に両方オーダーです!
そう、それが新湊の漁師スタイル!
順に見ていきましょう。
「ダルバート食堂のダルバート」
カレー2種盛り(サワラのカレー、ミニチキンカレー)
もちろん、ダルとバート(ごはん)は付いてます。
週替わりのサワラカレー。
これが漁師ホイホイですちゃ。
ネパールにはこんなに美味しい魚カレーはないと思われます。
ダルはタカリっぽいマスコダル(ウラドダル)です。
粘度が高いタイプ。
いやはや、これは素晴らしい。
手喰い証明図。
「タカリダルバート」
カレー2種盛り(ミニ山羊肉、ミニチキンカレー)
もちろん、ダルとバート(ごはん)は付いてます。
タカリスタイルは細かいタルカリ(おかず)が円を描くように盛りつけられていますね。(※共通アイテムも多い)
あと、タカリ独特のスパイス使いを期待して山羊肉カレーを選んでいます。
山羊肉カレー。
骨付きのほろほろ山羊肉。
ティンブール(ネパール山椒)が効いていて、こりゃまさにタカリの味!
諸行無常。
盛り付け方は異なれど、基本のダルバートとそこまで大変わりはないかな。
「ズーズダウ」
ただし、タカリダルバートにはご馳走ヨーグルトの「ズーズーダウ」が付いてました!
こりゃうれしい。
(※ネパール遠征でも「ズーズーダウ」を食べていますので近日中にUPします)
***
以上、
噂にたがわぬ名店ですね~。
何を食べても美味しかったです。
オーナーさんは名監督であり、名プレーヤーだわー。
日本の食材を使って、日本人が素直に美味しいと感じられる味付けにしつつ、本格的なネパール料理を提供されていることに頭が下がります。
これからもネパール料理の素晴らしさを発信し続けてくださいね。
ダンニャバード。
***
ダルバート食堂 (カレー(その他) / 谷町六丁目駅、谷町四丁目駅、松屋町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2
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次回予告
「アリーズキッチン / 大阪市心斎橋」
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■ カレー遠征・京阪編 2019年 秋 もくじ一覧
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12537895807.html
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