カレー探偵、やみちゃんです。
南アジア料理・カレーの食べ歩きをしていると、定期的に、
「嗚呼、僕も理想の料理を自分で作ってみたい!」
というアツい想い(自作熱)が胸にこみ上げてくる私。
そんなわけで、すぐに作る・作らないは別として、常に食材店めぐりは欠かさないわけなんです。
※同様にレシピ本の収集もしまくり。
だって、急に作りたくなったときに、「あのスパイスはどこに売っているか、いくらぐらいか」、といったような知識は大変役に立ちますからね。
さて、いざカレーの食材、スパイスをそろえようと思ったとき、富山県のような地方都市では、購入先が限定されてしまいます。
一般的には「やまや(イオン系列)」や、「KALDI珈琲店」といった輸入食材店が思い浮かぶでしょう。
或いは、「業務スーパー(神戸物産)」や「マルシン」といった飲食店向けのスーパーもあります。
これらはいずれも一長一短で、必ずしもすべてのスパイスが揃うわけでもないし、安いとも限らないので、そういった場合は(送料はかかりますが)「Amazon」や「楽天市場」を利用することも多いのではないでしょうか。
ちょっと待ってください。
イミズスタンには、カレーづくりに不可欠な食材を売るお店が3つもあるじゃないですか。
「ホットスプーン」
「カシミール」
「セイエドハラールフード」
ですよ。
※私は上記3店を”BIG 3”と呼んでいます。
では、そんなBIG3のなかから1つの店を紹介したいと思います。
こちらは「ホットスプーン」の物販コーナー。
狭いながらも商品の種類が多く、たいていのものは揃う感じです。
正面の棚の上半分が「ミックスマサラ箱」で、だいたい300~400円ぐらい。
パキスタンAHMED社の製品がずらりと並んでいます。
これは最初からスパイスを調合済みなので楽にカレーを作られますが、チリが強めでパッケージどおりに作るとたいていは辛すぎて”ぶわぶわ”気分になります。
(※使う場合は加減して使いましょう)
棚の下半分は豆類です。
私はダールスキー。
(お豆チャン好き好き同盟)
以前、ほぼ全種類の豆を買ってコレクションしていました。遠い目。
右奥に目をやると、、
アメ横にある「大津屋」製のアター粉(800g)がありますね。
たしか400~500円ぐらいじゃなかったかな。
自宅でチャパティを焼くのに不可欠です。
「タパル」ブランドのチャイ用紅茶もあります。
このサイズ(450g)で700円。
約150杯淹れられます。
やってみればわかりますが、普通の紅茶だと、いくら煮出してもなかなか濃いチャイが出来ないんですよ。
(CTC製法の)チャイ用紅茶だとお店の味が自宅で再現できます。
ワンランク上のビリヤニ作りに不可欠なアルブハラ(乾燥プラム)もあります。
700円ぐらい。
ビリヤニに”梅干のタネ”みたいなものが入っていることがありますよね、あれの正体はこれです。
ちなみに、これは今年のラマダン期間に食べた、パシュトゥーン人がつくった「ペシャワリー・マトン」ですが、これにもアルブハラがガン入りでした。
タマリンドも売っています。
南インド料理の酸味付けに使うことが多いものですが、北インドやパキスタン人もけっこう使うようです。
(たとえば、パヤやニハリに隠し味で入れたり、そのままチャトニーにしたりする)
最近、ベンガル料理に欠かせない、マスタードオイル (450ml) 500円が入荷しましたー。
日に日に在庫が減っており、けっこう売れてますね。
私も買いました。
(※2週間ほど未開封)
「ハルディラム」ブランドのスナック菓子類や、各種ホールスパイスもいろいろ。
ホールスパイスはマニアックなものを除いて揃います。
私はタカノツメ(50g)を150円で買いました。
なんと、「ホットスプーン」(=RAE international Co.,Ltd.)ブランドのバスマティ、新発売!
1kgパックだから使いやすいです。600円。
ナスルラさん、米まで販売かよ、すげいな。。
ラマダン期間に大活躍?
ルーアフザ(赤いローズ風味のシロップ)。
水で薄めてシャルバットにするか、牛乳に混ぜてローズミルクにして飲みます。
ザイカのサキさんはクルフィ(アイスクリーム)にそのままぶっかけてたな。
カジュール(ナツメヤシ、デーツ)もあります。
「アナタ、コレ食べタラ、グイーーーン ナルネ!」
パキスタン人がよく言うセリフです。ぶわ。
でた、パミナン!
(※パミールマートの冷凍ナン)
私、茨城県のパミールマートまでこのナンの製造現場を見学に行きましたよ。遠い目。
※詳しくは過去の随筆を参照
パミールマート 坂東店 ■ 第3次北関東 編[03]■ 茨城スタン☆なおちん師匠とけーざん氏!!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12425643259.html
ハラール冷凍肉は、マトン、ビーフ、チキンがあります。
マトンはパドマのオーストラリア羊肉。
ビーフは群馬のアル・モディナ。
チキンはブラジル産。
私のようなムスリムじゃないものからすれば、チキンやビーフは日本のスーパーで生肉を買うほうが良いですね。
羊肉は(日本のスーパーで)扱っていることが少ないので、こういった場所で買うのが便利です。
以上、
あなたも、めくるめく”カレー自作”の世界に入ってみませんか?
気が向いたら、いずれBIG3の残り2店(カシミール、セイエドハラールフード)の紹介もしてみたいなと思います。
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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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