■手食の会 in 金沢■アシルワード(金沢市)■インド人シェフに見て学ぶ!フレディ・マーキュリー | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

カレー?

食べてますけどそれが何か?

 

餃子もいいけどカレーもね!

 

 

昨夜も石川県金沢市の名店アシルワードさんで、地元の名士・ツジさん主催の食事会(手食の会)がひらかれ、ご縁あって私も参加させていただきましたー。感謝します。

 

 

 

 

 

或る日のアシルワード

 

 

・外観

 

アシルワード

(石川県金沢市長町1-4-59)

 

 

 

今年は(暖冬で)雪がなく、この時期でも食べに来られてうれしいな。

 

石川県でも有数のインド料理店です。

 

近くにあったらヘビロテしていることでしょう。

 

 

ちなみに「アシルワード」という言葉には”神様のご加護”という意味があります!

 

 

 

 

 

 

さて、冒頭でも触れましたが、今回はツジさん主催の手食の会。

 

地元のガチなメンツ(”大富豪”Tさんほか、その筋の愛好家)を中心に20名での大パーティでした。

 

富山からはカレー女刑事ダイアナさん、ヘレンさん、私の3人での参加です。ありがたい話だなぁ。

 

 

店主・千葉さんはじめスタッフ一同、心からのおもてなしで迎えてくださいましたよ。

 

 

 

 

 

 

ドリンクも食前・食後の2回!

 

 

 

 

 

 

まずはマンゴーラッシーで乾杯です。

 

これ、めっちゃ濃厚!!

 

 

 

 

 

 

ローステッド・ナッツをつまみながら料理の提供を待ちました。

 

カシュー、うまっ!

 

 

 

 

 

 

それで、今回のパーティの趣旨は、「インド人シェフに手食の心得を学ぼう」というもの。

 

 

 

 

 

 

参加者一同が見守る中、Laxman シェフが実際に手食の作法を見せてくれました。

 

 

最初は照れながらの実演でしたが、そのうちに本気モードに突入。

 

驚いたのは、食べるスピードがやたら早いってこと!にゃはは。

(※やみちゃん比で3倍のスピードでした)

 

 

店主・千葉さんいはく、

 

「食べる速度がやたらはやいのがウチのシェフたちの特徴なんです(笑)」

 

 

 

 

 

食べる探偵

 

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

 

お手本を見て学んだ後は、それぞれの手元に超豪華ターリーが登場!!

 

 

テンションMAX !!

(ぐいーーん!)

 

 

では順に見ていきましょう。

 

 

 

 

 

◆ マトン・ダンサク

 

 

まずは【マトン・ダンサク】(Mutton Dhansak)。

 

ほろほろなマトンに、チャナダルとカボチャが入った素朴にして滋味深い一品。

 

そう、これこそ、、

 

 

フレディ・マーキュリー愛したカレー

 

 

 

フレディが(国籍はイギリスではあるけれども)ペルシャ系のインド人(ゾロアスター教徒、パールシー)だというのはファンには有名な話。

 

インド出身ならカレーを常食していたはずで、じゃあ何が一番好きなのっていう話です。

 

 

アシルワードさんには、欧米からの客人も多く、彼らから「Mutton Dhansak」は無いのかとよく質問されるそうで、それぐらいに欧米では一般的なインド料理なのだとか。

 

今回はあえてジャガイモを使わない洗練されたレシピで再現してくださったそうで、QUEENファンにはたまらない一品となりました。

 

 

・・・じつはアシルワードさんでは、「Mutton Dhansak」とは意識せずに、しょっちゅうこれを賄いで作って食べていたそうで、、まあ、それぐらい家庭的で美味しい料理ってことですね。にゃはは。

 

 

Mamaーーー!!

 

 

 

 

 

◆ 加賀レンコンのキーマカレー

 

 

地もの野菜がイイネ!

 

細かく刻んだ加賀レンコンが口腔内を踊り狂う!

 

食感が楽しい一品。

 

 

 

 

 

◆ 合鴨のカレー

 

 

合鴨は”野趣あふれる”チキンカレーといった風情。

 

引き締まってスパルタンな赤身が鶏とは違うのだよ、鶏とは。

 

 

 

 

 

◆ 山菜のプラオ

 

 

インド人シェフたちは、「こんな苦いものを出してもダイジョウブ?」と、いささか懸念していたそうですが。

 

何のことは無い、日本人が大好きな味わい。

 

程よい苦味も、ミキシングされたカシューナッツで中和されて激ウマでした。

 

これは店主・千葉さんの英断ですね。

 

 

山菜の風味を心から堪能できるように、コメ自体には香りを持たせたくないとの思いから、(バスマティに比べて)香りの少ないインド産ソナマスリライスを使用したそうです。

 

こだわりの一品。

 

 

 

 

 

◆ ノドグロのバナナリーフ包み蒸し

 

 

なお、白米の方は新潟県産の長粒米を使用とのこと。

 

こりゃうまい。

 

 

高級魚ノドグロの幼魚が手に入るのも加賀100万石の台所、近江町市場が近くにあるからこそ!

 

 

 

 

 

 

成魚の方はシンプルな塩焼きがベストだと(新湊の漁師としては)思いますが、このサイズならばマサラに塗れさせて頭ごと丸呑みが大正解!

 

 

 

 

 

◆ チキンティッカ 2種盛り

 

 

食べる順番としては熱い最初のうちに。

 

 

左の赤い方がビーツでマリネしたもの。

 

右のオレンジの方は Vinod シェフの母による自家製ギーを塗って焼いたもの。

 

ヤミウマ認定品!

(特に右側)

 

 

 

 

 

◆ 大根と大根菜のサブジ

 

 

白メシが何杯でもいけちゃうやつ。

 

いつよりご飯の無くなる速度が異常に早かったです~。

 

もちろん、ライスのお代わりも出来ました!

 

 

 

 

 

◆ 中島菜(からし菜)のサブジ

 

 

ニガウマ!!

 

これをメインに【サルソン・カ・サーグ】を作ってもらってもうまいだろうなあ。

 

 

小品は名わき役の揃い踏みですね。

 

 

 

 

 

◆ トマトのアチャール(セーヌ夫人作)

 

 

ネパール出身の奥様、セーヌさん作のフルーツトマトをつかったアチャール。

 

 

パンチが効いた味わいで「お代わりしたい!」って方が多かったです。

 

激辛ですが癖になるお味。

 

 

 

 

 

◆ 金柑のアチャール(千葉さん作)

 

 

そして奇しくもアチャールで夫婦共演となりましたが、店主・千葉さんも自作の品をご提供。

 

 

 

 

 

 

これ、おおいに有りだわぁ!

 

 

 

 

 

◆ チャパティ

 

 

素朴で家庭的な料理にはチャパティが非常に合いました。

 

 

私はいつだってチャパティ派なんです。

(そして全粒粉ロティ派なんです)

 

 

 

 

 

◆ デザート

 

 

〆は無糖のチャイとスヰーツ。

 

 

 

 

 

 

ガジャル(ニンジン)ハルワ(インド風蒸しパン)を削ってアイスクリームにミキシングしてありました。

 

トッピングのピスタチオが良い仕事してます。

 

 

***

 

 

以上、

 

主催のツジさんはじめ、地元の愛好家の皆さんに交ぜていただき、貴重な体験をすることができました。


いつもながらの手の込んだおいしい料理に自然と会話も弾みました。

皆さんおいしいおいしいと完食されていましたし、目的である手食も慣れたものでお上手でしたね。

 

 

またこのような機会があれば参加させていただきたいと思いました。

 

関係各位の皆様に感謝します!

 

 

 

***

アシルワードインド料理 / 野町駅北鉄金沢駅金沢駅
夜総合点-

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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