■蟹のダムビリヤニ、北インドの田舎風ターリー■アシルワード(金沢市)■スペシャルな2連チャン!! | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

今回は金沢の大人気店、「アシルワード」さんでの活動報告です

 

 

 

 

 

 

カレー探偵事務所(新湊)からは約50km、車で約1時間強の場所にあるので、なかなかヘビロテは出来ませんが、近くにあれば当然ヘビロテしたい実力店です。

 

 

 

 

 

 

レギュラーメニューも魅惑的ではありますが、同店では不定期で店主の千葉さんと総料理長プロモジさんによる企画モノ、特別料理が提供されることがあり、私もそんなタイミングを見計らって積極的に調査に訪れています。

 

そんな調査の中から、2つのレポートをお届けしたいと思います。

 

 

 



 

或る日の アシルワード① / 2018年11月9日

 

◆ ツマジロガニのダムビリヤニ SET / 2000円

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

 

蟹ビリ、きたーーーー!!

 

 

 

 

 

 

贅沢に ツマジロガニ (標準和名:ヒラツメガニ)の半身を使った蟹味噌、蟹汁、蟹身がジュクジュクに沁みこんだダムビリヤニです!

 

 

 

 

 

 

ツマジロガニは漁獲量が少なく、ほとんどが地場で消費される蟹ですね。

 

 

 

 

 

(写真提供:アシルワード様)

 

 

ちょうどいま解禁になったばかりのズワイガニの陰にかくれて目立たない存在ではありますが、濃厚な蟹味噌の味わいはズワイガニ以上でした。

 

 

 

 

 

 

やみ「うわっ、沁みてるわ~! やべえよ!」

 

 

 

 

 

 

丁寧につくられたライタをぶっかけて味変しても愉しいね。

 

 

 

 

 

 

諸行無常。

 

口腔内で殻ごとバッキバキに噛み砕きながら(※新湊式噛み砕き法)。

 

 

 

私は以前、他の店でズワイガニのビリヤニを食べた経験がありますが、その記憶もあわせて考察するに、ビリヤニには蟹の身よりも蟹味噌の効果の方が大きく、コクのある味噌をもつ蟹を使う方が、炊き込みご飯としてのビリヤニをより堪能できるのだと感じました。

 

そういう意味でも今回のツマジロガニは大正解の選択だったのではないかと思われました。

 

 

 

 

 

◆ ノドグロのラッサム

 

 

もう一品、【ノドグロのラッサム】などという、魚好きなら大はしゃぎするようなものがセットになっていましたよ。

 

 

まーさーにー 漁師ホイホイ!

 

 

 

 

 

(写真提供:アシルワード様)

 

 

ノドグロ(標準和名:アカムツ)は、言わずと知れた高級魚。

 

上品な脂がのっているので塩焼きが一番美味い魚です。

 

 

それでも金沢の台所「近江町市場」では、そんなノドグロのアラの部分だけがたまに売っているということで、今回はそれをラッサムの出汁に使ったそう。

 

 

 

 

 

 

間違いなく美味しい出汁を贅沢に使って、パンチの効いたラッサムが出来上がりました。

 

脂が美味いんです、脂が。

 

 

DHAとEPAの摂取完了!

 

 

ぐぅいーーーーーん!!

 

 

 

 

 

 

皆で記念撮影パシャリ。

 

(プロモジ総料理長、カレー刑事シミケンさん、店主の千葉さん)

 

 

***

 

 

なお、アシルワードさんでは11月の金曜夜に今回のような特別メニューを予定されているそうです。

 

今後の予定としては、

 

11/16(金)夜:カティロールとパニプリのセット

11/23(金)夜:ドーサ

11/30(金)夜:お店の賄いのような料理(仮)

 

とのことで、いずれも楽しみな内容になっていますね。

 

※予約・問い合わせはお店までお願いします。

 

 

 

 

 

 

或る日の アシルワード② / 2018年7月1日

 

 

(イラスト:安斎 肇 氏)

 

 

はい、続きまして、ちょっと前の活動になりますが。

 

6月末に素敵な企画があったんですよ。

 

 

 

 

 

◆ 北インドの田舎風ターリー / 2600円

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

 

この日は3人のカレー仲間で同じメニューを愉しみました。

 

 

 

 

 

 

ホウレンソウと小松菜入りのダル

 

 

 

プロモジ総料理長はじめ、アシルワードのシェフたちの田舎、北インドはビハール地区の家庭料理で構成されたターリーです。

 

 

 

いずれもシンプルでありふれた内容。

奇をてらったメニューはありません。

 

食材も一般的に入手しやすいものばかり。

 

 

 

だからこそ、料理人の実力が如実に表れます。

 

 

 

 

 

 

コリアンダー香るチキンカレー

 

 

 

そして、このターリーは、すこぶる美味しかった!!

 

”美味しい”なんて安易な表現はあまり使いたくないけれど。

 

 

 

 

 

 

 

夏野菜のサブジ(ゴーヤー、オクラ)

 

 

 

スパイスがてんこ盛りで素材の味が分からない料理や、

油やクリームで過剰なお化粧をしている料理だと、

案外、料理人の実力がごまかせたりします。

 

だけど、この夜いただいたターリーは、無駄がないもの。

 

ナチュラルメイクの素肌美人

 

 

これには衝撃を受けました。

 

 

 

 

 

 

青唐辛子とコリアンダー風味のオムレツ

 

 

このオムレツの何たる完成度の高さよ!

 

 

 

 

 

 

こんなに簡単で、でもこんなに説得力のあるオムレツを出されたら、

プロモジ総料理長への敬意を感じざるを得ませんでした。

 

 

 

 

 

 

辛さを調整することもできるけれど、個人的には不要。

 

 

 

 

 

 

忘れちゃならないのが、チャイです。

 

アシルワードのチャイは濃くて量も多くてかなりオススメ。

 

 

 

 

・・というわけで、お店には外国人観光客の来訪も多く、ますます賑わいをみせています。

 

最近、新しく3人目のシェフもやってきました。

タンドールが得意なそうです。

こちらも楽しみですね。

 

いま金沢でもっとも目が離せないインド料理店といえるでしょう。

 

 

 

***

アシルワードインド料理 / 野町駅北鉄金沢駅金沢駅
夜総合点-

***

 

 

 

※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

 (やみちゃんも登場!) 必読の書。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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