アルッガマゲ / 上伊那郡宮田村 ■ 信州編[10] 信州のスリランカはスリッスリ! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。


 

◆◆ カレー遠征 2017 中秋
  信州編(松本・駒ヶ根・伊那)

 

■ 中秋の信州編もくじ一覧 ■ NEW !! 
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12324329749.html


■ 初夏の信州編もくじ一覧 ■ ※前回の旅の記録(2017年6月末)
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12286514742.html

 

 

 

 

或る日のアルッガマゲ

 

 

 

カレーをもとめて南信地区(駒ヶ根~伊那間)を移動する私。

 

 

その中間地にある、宮田村。

 

最終日の昼のカレー活動はここに決めていた。

牧歌的風景と山山に囲まれた秘境ともいうべき地。

 

 

前前から存在は知っていたものの、立地的に孤立しているため愛知県往復の途中に立ち寄ることも難しく、何年も行けていなかった店。

 

 

 

 

 

 

場所が場所だけにカレークラスタの住人でもなかなか行く人がいないためグルメサイトでもレビューする人が少なく、口コミ情報が乏しい。

 

しかしながら店のwebサイトではスリランカカレーや紅茶などの通販なども積極的に、かつ大大的に行われていることから、その存在は確からしい。

 

実際にこの目で確かめないと、という思いが限界まで来ていた。

 

 

 

 

・外観

 

「アルッガマゲ」

(長野県上伊那郡宮田村大田切5083-1)

 

 

ウッディで堂堂とした建屋。

スリランカの国旗が掲げられている。

 

 

 

 

 

そしてスリランカの大人気ブランド「ベアフット」正規代理店の看板。

 

 

 

 

 

さらには2008年から長野スリランカ友好協会・友好の家にもなっている模様。

 

店内に入る。

 

 

 

 

・店内風景

 

 

 

 

店の中も圧倒的なスリランカン。

 

 

つくづく「なぜこのようなガチなスリランカンショップが人口もそう多くはないこの地に?」という素朴な疑問を覚える。

 

・・まあ、仮にこれが駅前の繁華街に再現されたら、ありがたみが半減するだろうし、再現自体が不可能であることも分かるのだが。

 

 

 

 

スリランカン・ショップ

 

・販売コーナー

 

 

店内は広く、この一角は物品販売を行うショップ内ショップ。

 

※さらに一番奥に「ベアフット」販売ルームあり。

 

 

 

 

 

スリランカ直輸入の紅茶が種類も豊富に販売されている。

 

 

 

 

 

ショップオリジナルのドレッシングやスパイスなど。

 

 

 

 

 

 

webでも販売中のカレーキット(全6種)ももちろんあった。

 

あれもこれも欲しくなる。

 

 

 

 

食べる 探偵と闇執事

 

・ランチメニュー

 

グッズも気になるところだが、料理はもっと気になるところ。

 

ランチメニューは事実上このセットのみといってもよかった。

 

(※客のほぼ全員がこれをオーダー)

 

 

 

 

■カレー2種セット  1350円(税別)

 

 

まずはサラダから。

 

信州ならではの新鮮野菜はご多聞にもれず。

 

 

 

 

・ドレッシング4種

 

アルッガマゲオリジナルドレッシングが4種出てくる。

 

気に入ったら販売コーナーで買って帰ってねシステム。

 

※成分表示を見ると砂糖・化学調味料もガン入りのようだ。

 

 

 

 

 

いろいろ食べ比べてみた。

楽しい。

 

 

 

 

・ミックススパイス

 

こちらはアルッガマゲオリジナルの「アーユル・スパイス」3種。

 

出てくる料理は基本的にスパイスを抑えているらしく、各自でこのスパイスを使って辛さなどを調節してくださいとのこと。

 

 

 

 

 

このシステムは店の運営上必要があってのことなのだろうが、ガチなスリランカン料理を食べたいというこちらの想いとは齟齬をきたすものだ。

 

 

 

 

・探偵の食卓(全景)

 

 

背景(店内風景)が雰囲気に満ちていてスリスリなランカメシの気分に浸れる。

 

※上記写真は「カレー2種セット」に、単品の「豆カレー(ハーフ)」を追加したもの。

 

 

では順に見ていこう。

 

 

 

 

ラムカレー(選択)

 

 

 

選択した「ラムカレー」はナムキーンな味。
(※うま塩)

 

骨なし、細切れ肉。

肉のボリュームは無いが柔らかさはさすがラム肉。


小芋がホクホクで やたらうまい。

 

 

 

 

野菜トマトカレー(選択)

 

 

 

もう一品選択した「野菜トマトカレー」は素揚げした野菜入り。
 

北海道スープカレーっぽさ。

 

ここでも小芋が大活躍。

 

 

 

 

【単品】 豆カレー(ハーフ) 470円

 

 

 

2種セットに定番の「パリップ」を組み合わせて3種セットにし、満足度を高める緊急措置をとった。

 

それでも個個の盛りも少なめであり、充分食べきれる。

 

トータルでは客単価2000円超えの印象。

 

 

パリップは安定のうまさ。

やはりこれがないと。

 

 

 

先にも書いたが、どのカレーにも辛さは全く入れていない。
パウダーで個人的に調整してくださいスタイル。

 

油は控えめ。
塩も強くはない。

カツオ(モルディブフィッシュ)感も乏しい。

 

ココナッツミルク感、トゥナパハ感はある。

 


どちらかといえば女性向けのアーユルヴェーダ推しな料理の数数。

 

ジャンクな感じがしない、上品なスリランカン風。
 

 

 

 

トーセとライス

 

 

こちらはトーセ。

 

ウラド豆と米でつくるクレープ風。

(※南インドのドーサと同義)

 

 

 

 

 

日本米のターメリックライス。

 

(※お代わり無料)

 

 

 

 

・アッチャール

 

浅漬け。

 

 

 

 

・食べ方指南

 

せっかくなのでいろんなものを皿にのせて、、

 

 

 

 

 

ミキシングしながら手喰い。

 

 

 

 

デザート

 

 

じつは後からこれが出てきてびっくりしたのだが、自家製デザートが標準装備。

 

 

 

 

 

パッションフルーツとブルーベリームース。

 

 

 

 

ガトーショコラ。

 

 

 

 

マンゴーアイス。

 

 

・・ちょっと力が入りすぎていて驚いた。

すべて自家製である。

 

(※メインのカレーよりも力が入っているかのような印象)

 

 

そう考えると、「カレー2種セット」の価格はオトクだと思う。

 

・・もっとも、”甘いものが苦手な人”には、「スヰーツを無し」にして、その分カレーの量や付属数を増やすか、あるいは価格を安くするかして欲しい!と思うに違いないのだけれども。。

 

 

店の主要ターゲットが『スヰーツも大好きなアーユル系マダムたち』であろう現状では、これでいいのだろう。。

 

 

 

 

ベアフット販売コーナー

 

 

 

最後にこの店のもう一つのウリである、『ベアフット』コーナーについて軽く触れておきたい。

 

 

 

 

 

デザイナーはイタリア人のバーバラ女史。

 

 

 

 

 

 

品揃えは圧倒的で、デザインも楽しい・かわいいものが多い。

 

 

それなりに”良いお値段”がするので、私のような庶民にはホイホイ買えないのが残念。

 

 

 

 

・戦利品

 

そんなわけで、紅茶セットなどを購入してイミズスタン(富山県・射水市周辺)へ帰ったのだった。

 

 

***

 

『カレー遠征2017中秋・信州編(松本・駒ヶ根・伊那)』

(完)

 

 

***

アルッガマゲスリランカ料理 / 大田切駅
昼総合点-

***

 

 

※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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