カレー探偵、やみちゃんです。
◆◆ カレー遠征
フジヤマ編(甲府・富士・浜松)
やみ先生と「信玄餅工場テーマパーク」の見学後、カレー活動をしようと店を探したけれどもなかなか見つからないため、たまには郷土料理も調査しようかという話になった。
「長寿村 権六」
(山梨県笛吹市石和町上平井819)
カレーしか知らないと視野が狭くなるので、このような活動も大切だ。
(※もっとも、たいていの料理、日本国内はもちろん、世界中のあらゆるものを食べつくして一周した上での”カレーひとすじ”というのなら話は別)
・店内風景
選んだのは”甲州名物”の【ほうとう】が食べられる店。
・メニュー
【ほうとう】・・・小麦粉を練りざっくりと切った麺を、野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理の一種である。
まさに山梨県民のソウルフード。
・お惣菜バイキング
ところで、この店は大型のバスも駐車できる上に、広い座敷も完備。
観光客が団体ツアーで利用するような店なのかもしれない。
それはそうと、料理をオーダーするともれなく「お惣菜のバイキング(無料)」が付いてくる。
これはなかなか気の利いたサルビスだと思う。
さっそくいろいろ取ってきて待ち時間にいただく。
食べ過ぎると【ほうとう】が食べられなくなるかもしれないから加減しながら。。
これが【ほうとう】(煮込み)だ。
アツアツ鍋にいろんなものが入っている。
サルベージすると、カボチャが目に付いた。
これが山梨県民にとって欠かせないらしい。
麺状のものが【ほうとう】の本体。
箸でつかんで、、
ぐぃーーーん!!
・・と上にリフティングしつつ、フウフウと冷ましながら口腔内にズズズと掻きこむ。
出汁は基本的に味噌だが、煮干しも使っている。
こちらは【冷やし ほうとう】。
ほうとうは細切り。
こうなるとアレにしか見えない。
つけ麺スタイルでいただく。
スープは醤油ベースで、大根や鶏肉入り。
冷たい麺を温かいスープに印(IN)。
細切りの【冷やし ほうとう】。
見た目もアレだし、原材料も小麦粉だし、もうアレじゃだめなのかと言いたいところなのだが、アレと一緒にしたら山梨県民は不愉快に思うそうだ。
たしかに、アレはコシが強いものが人気(※九州などでは柔らかいものが人気)だけれど、【ほうとう】は柔らかくてコシが弱め。
いろいろあって面白い。
***
長寿村 権六 (郷土料理(その他) / 石和温泉駅、春日居町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
***
※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。
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