tutti(トゥッティ) / 射水市 ■ 信州編[01] 旅の始まりはダルマさんのダルバートから | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。


 

◆◆ カレー遠征 2017 中秋
  信州編(松本・駒ヶ根・伊那)

 

■ 中秋の信州編もくじ一覧 ■ NEW !! 
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12324329749.html


■ 初夏の信州編もくじ一覧 ■ ※前回の旅の記録(2017年6月末)
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-12286514742.html

 

 

 

 

或る日のダルマさん

 

 

・ダルマさん(近影)

 

2017年6月末に遠征した信州に4ヵ月後、再訪することにしたのは、前回時間切れで回りきれなかった店を補完調査したかったという動機もあるが、やはり”けーざん”氏(松本在住のガチな人)からの招待状があったことが大きい。

 

そのあたりのいきさつは回を改めるとして、今回は「tutti」(射水市)で毎月第四土曜のランチタイムに開催されている、ダルマ・ラマ氏の「ダルバート」の報告をしたい。

 

なお、遠征の初日がこの日に被ってしまったのは偶然であり、食後にそのまま松本まで移動することになった。

 

 

 

 

ダルマさんのダルバート・タルカリ

 

 

そろそろ10回目を迎えるこの定例会だが、毎回即座に満員御礼となるほどの大人気ぶり。

 

私はもう何度かいただいているので、少ない枠を自分のためにさいてもらうのがしのびない気持ちにもなるし、次回は新規の方にお譲りしなければとも思いつつも、美味しいのでついつい申込みをしてしまう。

 

これが人間の性というものか。

 

 

 

ハヤトウリとパプリカのブテコ

 

 

今回のダルバートはダルマさん史上最高の出来だった。

 

いずれも甲乙付けがたいが、あえて”ベスト3”をあげるならばこれは確実に入るだろう。

 

ハヤトウリは旬であり、ネパリの皆さんも大好物な野菜。

 

ジューシーで果肉がほのかに甘い。

マスタードシードで爽やかな苦味を加えて引き締めてあるのはさすが。

 

 

 

ムラコアチャール

 

 

大根とニンジンの浅漬け風。

 

トウガラシの輪切りがピリッと。

白ゴマとヨーグルト濁。

 

油っぽさは無く、スパルタンな仕上がり。

 

 

 

ククラコマス・タルカリ

 

 

ドライなチキンカレー。

骨なし、皮付き。

 

定番中の定番。

 

 

 

ダルスープ

 

 

ダルマさんのダルはマスールダル100%。

 

アジョワンと塩がガツンといつもより強めだった。

 

 

 

切干大根のサデコ

 

 

これもダルマさんのお得意の料理だが、今回のベスト3の1つに数えたい。

 

フェヌグリーク(メティ)シードがガンガンに効いており、ビシバシキマリまくり。

 

ハヤトウリにマスタードシードを使い、こちらにはフェヌグリークシードを使って、同じ苦味系の味にもコントラストを出されているところが素晴らしいと思った次第。

 

 

 

バトマス・サデコ / サーグ・ブテコ

 

 

バトマス(大豆)は食感がコリコリしていつも楽しい。

 

ダルマさんがレモンを絞ってくれるサルビス付き。

 

 

サーグはtuttiさん自慢の小松菜。

 

ライスは日本米で、今回はプラウは無し。

(※私的にはどちらか1つで充分満足)

 

 

 

 

食べ方指南。

手で喰うとうまい。

 

 

 

 

ポーク・チョエラ

 

 

そして今回のサプライズ品。

 

カレー好きな参加者が多い回だと判断し、急遽ガチネパメニューを一品追加で用意してくれていたのだそう。

 

なんともありがたい。

 

 

 

 

チウラ(押し米)もサーブされ、チョエラと一緒に食べると絶品だった。

 

これは間違いなく今回のベスト3の中にカウントされる。

 

 

このレベルのものをいつでも食べさせてもらえるのであれば、もはや帝都まで(ガチネパを)食べにいく必要はそれほどないのになあ、という気がした。

 

 

 

 

 

ダルマさんがどんどんお代わりを追加サーブ。

 

いわゆる、”食べさせられ放題”。

 

 

もはや採算度外視、ダルマさんにとっては、あくまでもネパール料理(文化)の啓蒙が目的なのだ。

 

そして、それなのに、回を増すごとに料理のレベルが進化しているのだから驚きである。

 

 

 

 

小松菜サラダ

 

 

 

 

 

洋ナシとブドウ

 

 

 

 

 

ヨーグルトのリンゴジャム乗せ

 

 

デザートやサラダも充実。

 

 

 

 

セル・ロティ

 

 

そしてデザートがもう一品。

 

完璧なセルロティが登場して驚いた。

 

 

『ダサイン 2017』(※過去記事参照)のときも登場したが、あれは不完全だったのだという。

 

今回は、かたちも色も上出来の完全版。

 

米粉由来のもちっとさと香ばしさが同居、砂糖が少し入ってほの甘く。

(※砂糖が入ると茶色くなる)

 

 

 

 

チヤ

 

 

正直いうと、夜に松本市内でカレー活動をすることもあり、昼は控えめにいただこうともくろんでいたのだが、、

 

美味しくてついつい食べ過ぎてしまった。

 

 

私の浅はかなたくらみは、ダルマさんの笑顔と料理の前に、ひとたまりもなく消し飛んだのだった。

 

 

 

 

台風21号の爪あと

 

 

 

 

 

 

先日富山県を通過した超大型の『台風21号』。

 

tuttiの小松菜ファームにも甚大な被害を与えていった。

 

完全復旧には長い時間と大きな費用がかかるそうで、荒木さんも嘆いておられた。

 

心が痛んだ。

 

 

私はtuttiファームの一日も早い復旧をお祈りしつつ、『台風22号』の迫る中、松本へと向かった。

 

 

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tuttiカフェ / 越中大門駅小杉駅(あいの風)
昼総合点-

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※富山県のカレー界について22ページも取り上げられています。

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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

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