【01】インド食堂TADKA(タルカ)/京都 ■カレー遠征2014夏・関西三都物語。 | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。


全国の善良なるカレー市民の皆さん。


カレー探偵やみちゃんです。



富山カレー王国(王都/富山県射水市)にあるカレー探偵事務所の所長をしています。


この夏、関西方面へ3泊4日のカレー遠征(※)をしてきたので、その内容を回を分けて記録していきたいと思います。


※主としてカレーを目的に旅行すること。ついでに観光も。



では最後までよろぴく。



<カレー#1 インド食堂TADKA>


・外観




「インド食堂タルカ」

(京都府京都市中京区押小路通高倉西入左京町138 パインオーククリビア1F)



やみ「あー、よかった。 やっとったわ!」



昨年の夏に訪問した際は、まさかの「エアコン故障」による臨時休業で涙をのんだ私。


あの日の枕はビショビショやったがいぜ?


このお店、臨時休業が多いようなので事前にFacebookで確認するのが不可欠ですわ。



・店内風景




昼はコスパの良い1000円ほどのランチが食べられるようですが、今回訪問したのはディナータイム。


夜は客層がちょっと変わるようで、空いていました。

外国人、カレー女子会、カレーおじさんがまばら。


スタッフは日本人オンリー。

ウエイトレスさんの京都弁が心地よいですね。



ウエイトレス「コチラは今日のオススメのビーツチャトニーですぅ~」


やみ「ほう、それも良いちゃね。 でもマトン系には合わんし、ミールスも頼むからそれは止めとくちゃ~」


とか、


ウエイトレス「そロそロ ラすトオーダーに、なってますぅ~」


やみ「めっちゃ腹いっぱいやし、もう追加はしないから大丈夫やちゃ~」


なんて会話が店内にこだまする!


京都弁と新湊弁(=富山のローカル語)の奇跡のフュージョン活動!



<食べる>


・探偵の食卓




じつに華やかですちゃ、では順に見ていきましょう。



・本日の副菜盛り合わせ 940円










良いですね。

これはディナータイムに欠かせないと思います。


おかずの5点盛り、


・チキンチャット

 淡白なチキン胸肉のスライスをキュウリとトマトのカチュンバーサラダにミキシング。

 清涼感のある一品。


・アチャールパパド

 チャトニにつけて。


・カボチャのポリヤル

 ドライタイプ。


・ナスとサツマイモのパコラ

 それぞれトマトチャトニ、ココナッツチャトニをONして戴きます。



・マトンペッパーフライ 1050円








これは激ウマです。


マトンは骨付き。

ボリュームに満足。

赤身の筋肉がホロホロに柔らかい。


ブラックペッパーとフレッシュコリアンダーリーフのダブルインパクト。


北インド料理の中でも最も旨いものの1つではないでしょうか。



・ライスとロティ 400円




窯はあるけどナンは出さない店です。


ロティがデフォ。

(※味は可もなく不可もない)


よくある、「あま甘で、ふわふわで、大きさが自慢のナン」を出す店とは一線を画していますね。


しかし、ロティにギー(あるいはバター?)がベタベタに塗ってあるのは個人的に不要だと思いました。


ライスはジャスミンライスの香り。


仮にバスマティに変えると異常に高くなるのは京都基準。


(※なお、富山のパキスタン系の店ではロティが食べ放題)




・ベジタリアンセット 1900円




南インドのミールスですね。

(※たぶんこれに近いものが昼なら1100円?)



・ダルカレー




とろみの強めなチャナダルのカレー。


ベーシックな一品。


ちなみに、京都のカレー市民の皆さんにはまだ語っていないと思うので言っておきますが、私は「お豆チャン好き好き同盟」の主催者にして、重度の「チャナ欠乏症」なんです。


※詳しくは、おいおい教えますちゃ。



・ダヒ




こちらのヨーグルトは最後に口腔内をさっぱりとさせるためのもの。


ライスに混ぜ込んでカードライスにして戴きます。



・サンバル




南インドのベーシックな一品。


タマリンドの甘酸っぱさと、トゥールダルの滋味と、サンバルパウダーのパンチ力と。


日本人シェフ(※)が真面目に作った感に満ち溢れています。


真面目に作ることが、どれだけ高度なことか!


※(一般的に)インド人よりも真面目で研究熱心で器用に作るひとが多いと思われ。(やみ主観)



・ラッサム




こちらもベーシック。


真面目に、誠実に、妥協せずに。



・カボチャ




「本日の副菜盛り合わせ」にあった1品からチキンを除いたもの。



・チャトニ




チャトニも全部、イイ。



・ミキシング活動




闇流秘奥義・ミキシングを発動。


店内には、「手食のススメ」の貼り紙がありましたが、そんなことを言われるまでもなく。


店内スタッフ、及び外国人客一同、私のミキシング技術に惚れ惚れとした表情をみせる。


するとどうだ、それまでベーシックに縮こまっていたカレーやおかずのそれぞれが渾然一体となって光り輝き始めたではないか。


あたかも、君なしでは生きていけない僕のように。

僕なしでは生きていけない君のように。



※この遠征中は右手親指のササクレが損傷中につき、スパイス汁が傷口に妙にシミました・・でも、気にしない。



・こだわり




食材にこだわれば、その分、コストもかさみます。


客にもいろいろなタイプの人が居て、何を一番重視するのかは十人十色。


「北インドや南インドにこだわらず、旬の野菜を中心とした良い食材で誠実に料理をつくっています」


(おそらく)そんな店のコンセプトとベクトルを同じくする人々が集って、これからも益益、人気化していくのでしょう。



君のハートに、やみちゃん・サマー。



<まとめ>


・和(京都)と印度のフュージョン料理

・京都の職人さんが作った感

・良い材料を美味しく

・辛いものは辛い。酸いものは酸い

・ランチはCP重視派向け。夜は、まったり本格派向け


***

インド食堂TADKAインド料理 / 烏丸御池駅丸太町駅(京都市営)京都市役所前駅
夜総合点★★★★ 4.3

***



やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」



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