善良なるカレー市民の皆さん。
カレー探偵、やみちゃんです。
現在、
「調査はしたものの未報告になっている調査ファイルが50件を超えてしまい、もうどうにもならない。もういっそ誰か私をメチャクチャにしてっ！」
という状況です。
そこで、しばらくの間、１件あたり５分程度でサクサクと随筆にし、いっきに消化していくことにしました。
それでは皆さん、よろぴく！
＜或る日のダバ＞
・店内
冬期はコックさん２名がインド帰国のため休業中だった「ダバ」（富山市新庄）。
３月末に再開してから２度調査しています。
１回目の報告は過去記事「サクサク２」を参照してください。
今回は２回目の訪問時のお話です。
・コックさん
コックさんは休業前のオリジナルスタッフ２名のうち、１名が復帰。
（※もう一人はインド帰国中（調査時））
サポート役で「インディラ富山店」にいたコックさんが１人ついて計２名で店を回していました。
・オーダー
このときはカレー同行者がいたのでいろいろ注文しました。
単品のマトンカリミリチとミントパラタ。
レシミカバブ。
そして日替わりＡミールス。
＜味、評価＞
●単品マトンカリミリチ
当然のことながら単品だと皿が大きく、カレーも250mlはあると思います。
マトンは骨無しほろほろ。
下処理が丁寧なため、ゼラチン質も完全除去。
ワイルド感はありませんが、この店はパキではなくインド家庭風。
これが正解なのです。
非常にオイリーであり、トマトの酸味とスパイス＆ハーブの使い方はまさに北インド～パキスタンの味。
ご飯には合わず、パンに合うコッテリ濃厚なカレーでした。
70点。
●単品ミントパラタ
全粒粉を層状にしてギー（すましバター）を織り込みながら伸ばし、焼いたもの。
ミントの葉が清涼感を感じさせます。
あれれ？
私が以前に食べた時に比べ、ボリュームが30%減（体感）になっていました。
前は１枚でカレー膨満感になってしまうほどの分厚さ、かなりの質量だったのですが、いまはけっこうペラペラであり、シェアしなくとも１人で充分に食べきれる感じ。
スパルタンさも減り、味もなんとなくパワーダウンです。
（※色が白くなってました）
●単品レシミカバブ
鉄板でジュージュー出てきた鶏のモモ肉。
あれれ？
これってレシミカバブ？
「レシミカバブ」という料理は、私を随分悩ませます。
なぜならば、店によって（コックによって）表記があいまい＆いい加減なため。
レシミカバブという表記で、実際にはチキンシークカバブ（ミンチ肉の串焼き）を出していたり、マライティッカ（湯煎したミルクの薄皮、クリームチーズ、カシューなどに漬け込んでから焼いたもの）を出していたりして、多くのカレー市民を混乱させているから。
レシミカバブのオリジナル（ホンモノ）は、胸肉（ササミ）を使用して、それに卵白を被せてつくる手間ひまのかかる料理とのこと。
つまりは、上の写真のものはレシミカバブではないと言えそうです。
（※モモ肉であり、卵白の細工がないため）
カレー市民Ｄ「・・やみ公、あいかわらず理屈っぽいな」
・・ごめんなさい。
味ですか？
旨かったです。にゃはは。
●日替わりＡミールス
なぜかサブジがカトリ（器）に入っていました。
・サブジ
おかわり自由のサブジ。
ランチミールスにしか付きません。
・日替わりカレー
セットのカレーは日替わりにしました。
チキンとナスだったかな？
シャワシャワでスパイス感も弱め。
可もなく不可もない味。
・探偵たちの食卓
量を取るならサブジとダールスープ（=最近、塩が強くていまいち）がお代わりできる「ランチミールス」を選ぶのが正解でしょう。
質を取るなら単品で。
ただ、なんとなく料理にインパクトがなくなった気がしたのはオリジナルメンバーのコックさん１名が帰国中だったから？
だんだん日本人に迎合して、ありきたりな味のカレーを作り出すことがないよう祈る今日この頃です。
＊＊＊
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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