2.悲劇のヒロイン | あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

あなたの守護天使の絵 描きます♪ 多次元的ないしょ話

「行列のできる守護天使描き」ヤミコです。漫画家デビューを経て、ヒーラー・カウンセラーになり、宇宙意識を学ぶメタスピリチュアル講座もやっている国際催眠療法士。

 

 

正論を振りかざす人。


好きなことをやってる人が許せなくて妬む人。


自分と違う意見を批判する人。


揚げ足をとろうとして監視する人。


そして、「被害者意識」の人。

 

 


 

 

※制作中につき、2017年5月10日の過去記事を再掲載してます。

 

 

続きです。

 

 

 

 

冒頭に書いた人たち。

皆さんは、そういう人たちに心当たりはありませんか?

 

 

私は大いにあります。
なぜなら、

 

 

私にもそういう部分があったから。


3・11以前は、特にそうでした。
いや、ホントはきっと2016年の秋頃まで、まだ根強く残っていたでしょう。

 


今はもう違うのかと聞かれたら、いやいやまだまだそういう部分もあると思います(/ω\)

 

 

実は虐待を受けた人間ってね、

こういうめんどくさい人になりやすいんですよ。
比較的ね。


でも、傍目では何も問題のない両親から、しっかり愛情を持って育てられた人でさえ、案外そういう人になっちゃってます。

 


虐待受けてたりしたら、そりゃもう歪みやすくもなるってもんです。


ただ、やっぱり親の愛情って、

その親によって表現方法が違うじゃないですか。


子供のためにウザいほど世話を焼く親もいれば、放任主義だったり、すごく厳格だったり。


持って生まれた生来の気質と、置かれた環境によって、受け止め方も人それぞれ。
その後の人生に影響を与える「ブロック」や「トラウマ」となる場合もあります。

 

 

ちなみに心理学ではこれを『人生脚本』と言います。


そして、

『悲劇のヒロイン』の特徴は、自分は「逆境に耐えたスゴい人間✨」だと思ってること。


虐待経験、浮気、DVなど。
何かしらの「逆境」というドラマティックな演出が必要で、それをことさら大げさに演出することで、
他者からの同情を得ることが出来ます。



そして。
厄介なのが、本人は無自覚 であるということ。


私も虐待経験がありますが、

今はもう正直どうでもいいことだと思ってます。



父親にも暴力を振るわれたりしました。


父は手が痛くならないように、

ベルトで叩くのです。

 


クリーンヒットした箇所など、

皮膚が真っ赤になって、

痛いなんてもんじゃなかった。


兄からは日常的に、精神的・身体的な暴力を受けてたし。
母からはストレスのはけ口にされ、

散々言葉で罵られたりしましたね。



「私を理解してくれる人はここにはいない」
 

 

幼い頃からずっと孤独を感じて育ちました。



小学校に入ってからは、何度も自殺しようと思った。

朝になってまた日が昇ることがつら過ぎて、毎日遺書を書いて心を平静に保ってた。
早く本当の家族の元に還りたかった。


でも、今となっては嘘のようです口笛



兄とも最期、良い関係になれたし。
父は亡くなったけど良い逝き方だったし、

母も年老いたけど元気そうだし。



何もかもが夢を見てたかのように、

今はホントに穏やかです。


こんな幸せな毎日を送れてる。
 

 

そう思える自分になれた。
良かったなぁとしみじみ思います。


私の親の世代は、

皆が大変な思いをして働いて、

必死に子供を育ててきた時代です。

 


家庭環境が複雑なお家も結構ありました。
今思うと、あまり幸せそうじゃない子供もいたように思います。


あの頃はきっと、親たちも生きるのに必死だったんですよね。


「だったら何でも許せるのか?」

というと、もちろんそうではないけども。



元々、恨む気持ちが不思議と無かったし、今は特に身内とのカルマがほぼ終わったような感じなので、もうそれだけでとてつもなく有難いです。


でね。
テーマにしたいのは、

こういうことを「自慢」にするタイプの人です。
 

 

「不幸自慢」ね(笑)



こんなこと自慢でも何でもないのに、まるで自分の功績のようにネタにする人がいます。


実は私の元夫がそうでした。



完全に「悲劇のヒーロー」を演じていました。
彼も壮絶な虐待を受けた人でしたから。



その影響で、私は今までの結婚生活で、

いったいどれだけの地獄を見て来たか…
マジで計り知れません。マジで( ̄▽ ̄;)

 


書かないけど、きっと皆さんドン引きします。
 

 

私、不幸話のネタには困りません(笑)


でもこれ、

まったく自慢にならないどころか、

むしろ恥ずかしい話ですよね…💦

 


自分が不幸を引き寄せていて、

不幸を創造してるとは気づいてないんですから。


これがまさに

「悲劇のヒロイン」なのです。

 

 

 

 

誰かの、もしくは何らかの影響で、

被害者意識を持ってしまった人。


そしてそれが「切り札」になってしまった人。



周囲に話せば、きっと皆が、

 

「かわいそうに」

「よく耐えたね」

「ヒドいことされたね」

 

など、たくさんチヤホヤして同情してくれるでしょう。 
 

 

特にスピ好きな人!

 

 

こういう苦労話の後に、

「それでも私は耐え抜いて、今も頑張って生きてます」

という、美化された人情物語にコロッとなっちゃうから(笑)


これ要注意ですよー。

よく、男性が女性を選ぶ際にも、

 

「あいつは俺が守ってやらなきゃ」

「あいつは苦労ばかりだから放っとけない」

「俺が幸せにしてあげたい」

 

なーんて同情心から付き合いが始まったりしますが、

絶対に長続きしません。



それからね。
悲劇のヒロインは、「何でも悲劇の演出に変えられる」という変換機能を持っています。
たとえば仕事でもそう。


「誰もやらないから私がやるしかないんだ」

とか、

「私ばっかり働いてる」とか。

 


「次は誰か他の人がやって」

って言えばいいのに、

黙って様子を監視し、

勝手にイラつきはじめる。


 

そして、

誰も頼んでないのに自分からやっといて、

「なんで誰も気がつかないの!?」…みたいな。



こういう悲劇のヒロインはね、ホントは悲劇の中にいたいんです。
でも指摘したりすると、ガチで怒ります。



「そんなわけないでしょ!本気で言ってんの?そんなこと私が望んでると思うの?」



…もうね、こういう人は自覚がないので、

仕方ないんです。

 

きっと「なんでそんなヒドイこと言うの?」ってショック受けるか、キレるか。
どっちかですね。



こうやって、自分で「悲劇の世界」を創造しているのです。



あああ、私もこうだったのかなって思うと…

 ホント恥ずかしひ…:(/ω\)::


ま、まぁね、でもさ、

それがあっての今だからさ(と自分に言い聞かせてみる)


「虐待なんて絶対信じられない!許せない!自分は絶対にしない!」
と声を荒げる人ほど、実は虐待する傾向にあります。


これ、悲劇のヒロインも同じです。
「私はけっして悲劇のヒロインじゃない!」

と言い出す人は、ほぼ間違いなく該当します。



もしもこの記事を、

生粋の悲劇のヒロインが読んでいたら、

こう言うかもしれません。


「私の方がもっと苦労した」
「私の方が比べものにならない程つらい思いをした」
「あなたはそこまでの思いを味わってないから、そんなことが言えるんだ」



悲劇のヒロインは、誰よりも 自分が一番かわいそうだと思ってる。



井の中の蛙なのです。
これでは、いつまでも視点は変わりっこない。


井の中が悪いわけじゃないけど、

やっぱり海はいいよね~デレデレ


誤解のないよう再度言いますが、悲劇のヒロインが悪いという話じゃないんです。

 

 

自覚症状がないだけ。


まだ選択肢を一つしか持ってないんです。



そんなわけで。
肝心要の話に入る前に、

またまた長くなりやした☆  

次回に続く~~ヾ(*´v`*)ノ

 

 

 

 

 

 

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