死にぞこないの青 | 死因:恥のかきすぎ

死因:恥のかきすぎ

鍵盤講釈屋・闇色鍵盤が、数週間前のことを思い出しながら記す思い出し日記。時折り映画の感想も。

とんでもない谷村美月が見れるのでそういう意味ではファンにはオススメ。

小学6年生のマサオ、特に悪いこともしてないのに、担任になった新任教師のねちねちしたイジメの対象になる。 

なんせ若くて人気のある先生、誰も味方してくれない。 

やがてクラスメイトも先生にならってマサオバッシング。

そんなひとりぼっちになったマサオの前に

ガミラス人並みの真っ青な顔で、 顔中切り刻まれた傷痕をタコ糸で無理やり縫いつけただけのようなすっさまじいビジュアルの幽霊みたいなんが現れる。


しかもどうやら味方らしい


いつの間にやらそいつ「アオ」って名前ってことになってて、

のりうつられたマサオ、ちょっかいかけてきたクラスメイトをボコボコ。 

アオのそそのかしもあり、その勢いで担任の家に忍び込むのだが・・・

アオとマサオの復讐劇ホラーみたいに思わせつつ、実はハートフルストーリーでしたか!びっくりです。 

でもなんとなくですが、ホラーとしてもハートフルとしても宙ぶらりんな感じが。

まあ何が一番怖いかって、理不尽なイジメに追従するクラスメイト。

しかし谷村美月、ふつう女優さんはキレイキレイに写して欲しい!って要求すると思うのだが、 こんなすっさまじいグッチョングッチョンの顔の役、よくオーケーしたなあ。女優魂。

アオはマサオを「弱虫!」とののしるが、

突然真夜中にひとりぼっちのところに現れたぐちゃぐちゃ顔のアンタと、平然と会話している時点で度胸たっぷり