2度目のタマゴ~三十路の大学生が乳ガンから復活!~ -5ページ目

細胞診再び。


ちょっと前から気になっていた、最初の術部にできたちっこいカタマリ。

ガン腫瘍のしこりの時は、日に日に大きくなるのが明らかだった。

今回は、術部に前からある『瘢痕』と言われたのが2つに、同じラインにいつの間にか追加された気がする1つ、計3つ。

ある時、どうにも気になってマジックで印をつけて写メ撮ってみた。

前の2回のように『劇的な成長』の気配は感じられない。

しかし、また左だけ分泌物が出てるし、痛いし(※一般的にはガン腫瘍は痛くないと言われてますが、誰が何と言おうと私は痛かったのです(-o-;))、そういうちっちゃい『前の時との共通点』がいくつかあり。

でも『気にしてばかり』いては、日常生活ができない。

違う気もするし、そうならそうで仕方ない。

また親には言わずに定期検診に臨んだ( ̄∀ ̄)


エコーにはやはり気になっていた位置に『何か』が映っていた。

単に『石灰化』かもしれない。
『手術の瘢痕に脂肪がついた』だけかもしれない。
最悪は『再発』かもしれない。

いずれにしても組織を取って見てみるしかなく、数年ぶりの『細胞診』となった。

細胞診と言ってもぶっとい針の方ではなく細い針の方。

『その怪しいヤツ』に厚みがないので、太い針は無理との判断で。


『なんかあるやんけ』
と気づいた時から、単に瘢痕かもしれないし、また再発することもナイわけじゃないんだし…というある種の覚悟はしていたので、エコー画面をみても『あ、やはりか(-_-#)』という実感であって、ショックとか驚きとかの類いではなかった。


2回目の手術で『乳腺のほとんど』はとっているので、乳腺も少し残っているだけ。
つまり再発するとしたら、その『残っている少ない乳腺』に発生することになる。

その場で簡易的にみてもらった範囲では、やはり『細胞が少ない』とのこと。

よって、現時点のDr.見解では『再発ではない可能性』の方が高そうだが、一応、正確な判定は専門機関の結果を見てからに。

ちなみに第3の可能性として『うまく細胞が採取できなかった』ということもありうるらしい。
(その場合は経過観察だろね)

というわけで、来週また結果を聞きに行かなくてはならなくなった。

ちなみに細胞とられた辺りはまだ痛い。
そりゃそーだ、ちぎりとってるようなもんだから(笑)

うーん。
改めて、医学って、医療技術ってスゴイですな。
ちぎりとる…(笑)

旅立ち


家族にも見せていない闘病中の姿を、唯一毎日一緒にいて、毎日見ていたちびワン。

抗がん剤で発熱していても、ちびワンのお散歩があるおかげで何日も寝込んでるわけにはいかず、それが私にはよい刺激になっていた気がする。

そのちびワンが、とうとう天国に行ってしまいました。

『永久』がないのはわかっていても、『この日』がちょっとでも先であって欲しかった。

まるで寝てるだけみたい。

ずっとずっと一緒にいたかったなぁ。

一時は高齢のちびワンよりも自分が先に旅立つかも…と思った。

結局、自分が見送る側に。

でも残していくよりはよかったのかな。


ちびワン、本当に本当にたくさんの楽しい時間をありがとう。
里親として運命の出会いをしたちびワンは、私に舞い降りた天使でした。

ちびワンと一緒にいられて、本当に幸せでした。

ありがとう。
天国に行っても、きっと相変わらずのマイペースで気ままにいるんだよね。

ちびワンを送った昨日は、抜けるような青空でした。

元気でマイペースなちびワンの旅立ちにぴったりな青空。

またいつか一緒に暮らそうね。

本当に本当に、たくさんたくさんありがとう。

久々の華丸大吉!


久々に華大舞台を観に。

自分の体調もちょっと大変だったけど、我が家の老犬1号が完全に瀕死状態に陥った。

子犬時代からお世話になっている獣医さんにも『これは仕方ないよ、もう歳だから。でもよく頑張ったよ』と言わしめた老ワン1号。

その1号が奇跡の復活。

もう諦めるしかなかった状態から、ごはんを食べ、たまに怪しい足取りながらもお散歩に行けるまでに。

これは本当に、全く、予想していなかった。


まさかの状態安定のおかげで、諦めていた今日の華丸大吉の舞台に行ってきた。

行ってもいいかも…、と思えるほどになった1号、素晴らしい!


乳がん闘病中に、『頑張れ!』メッセージをくれた大吉さん。

生の舞台で生で姿を見れるのが、芸人さんのありがたいところ。

老若男女が楽しめる華大の漫才は、本当に素晴らしい。

辛いこともよく吹き飛ばしてもらったけど、さすがに闘病中は行けない。

元々、宝塚や演劇舞台も好きだったが、もちろん観劇も無理。

劇場で座って観るのも無理だけど、何より電車移動が無理。


テレビの演芸でめ楽しませてもらったし、関西在住時は、テレビでよしもとも観れるので、ベッドでよろよろしながらも観てた。

そんな華大の舞台。

茨城に越してから初の観劇。

やっぱり『笑う』のは気分がいい。

今日も満喫。


以前は気が向けば簡単に行けたNGK。

『笑い』好きにはイイとこにいたもんだ(笑)


老犬1号が危険な状態になる前に取ってた今日のチケット。
でも危険になり諦めた。

が、奇跡的に落ち着いたので、今日は帰らずに舞台に行けた。

1号、ありがとう!


次は、このblogをきっかけにたくさん応援してもらった、渡さんの映画だな(`∇´ゞ

渡浩行さん、昔は美青年でしたが、今や素敵な男前です(笑)


元気になれば楽しみいっぱい。

元気になったから楽しみいっぱい。


未だに乳癌関連のニュースを耳に目にすれば、『○年生存率○%』

これは未だにきつい。

やはり死と隣り合わせなんだという、厳しい現実もある。

『乳がんは一生病』
そう言われたのが、やはり現実なんだと実感する。

でも、毎日生きてる。
元気に、怒ったり、喜んだりしている。

生きている。


だから今日の華大の舞台も楽しかった。

勢いで取ってしまった明日は浅草花月!(笑)


明日も楽しむぞ~o(`▽´)o