2度目のタマゴ~三十路の大学生が乳ガンから復活!~ -4ページ目

正体不明

実はワタクシ、このblogのことを『現実の私』を知ってる人に知らせていません。

いや、blogやってることを知ってる友人はいるので、探し出そうとすれば探せるとは思いますが。

理由はひとつ。
『知り合い』が見てると思うと本音(特に病気に関して)書けなくなるから。

知り合いに気を遣わせたくないし、聞かれたくない見せたくない想いもあるのが現実です。

だから、知ってる人たちも『探さない』でいてくれてます。


これからも、基本的には『日常の友人達』には、どこで何て名でやってるかは言わないつもりです。

多分、見つけてる友人もいると思うんですけどね(`∇´)
(でも『見つけたよ♪』とは言わない。心優しいひとたちだo(^-^)o)


私にとって、病気のことに関しては、屈託ない、隠さない本音で書くためには、知り合いに集ってほしくないのです。

あ、ここで知り合った人達は別ですよo(^-^)o
ここだから知り合えた人達なんですから♪


若年性乳癌では色々なものを失いました。
でも、失って得たものもあります。
真逆にも聞こえますが、同じような経験した人には伝わるかな(⌒~⌒)


おやすみなさ~いo(^-^)o

術後5年という荒縄

平成20年と21年に手術して、いわゆる『術後5年』となりました。

私の場合、一度目の術後『断端2mm』ぎりぎりだったので、追加切除をすればよかったのです。

ぎりぎりのため、取り切れてる方に賭けたら、残りが成長してしまったので、手術は2回なのですが言うなれば『元凶』は1つ。

これまでも何度も書きましたが、この『術後○年生存率』というのは、医療者になった今でも、非常に嫌な表現だと思います。

もちろんプラスにも取れるのですが、当事者としては『終わりのない不安』が常についてるんですよね。

医学上、必要な表現、意味ある表現とは理解できるのですが、どうにもはや。

ゆるぎない信頼をおいていた主治医が先年亡くなられたこともあり、転居して仕方なく転院した病院にも医師にも、未だに信頼はありません。

かなり有名な病院(院長)なのですが、非常に『事務的』な病院です。

でも疼痛緩和の専門ドクターは愛想はないけどいい先生なので、今はそれが救いです。

ここ数年、乳癌の方ではなく子宮に色々あり、内膜症一歩手前でも、不正出血でも、下腹部痛でも、治療のしようがありません。

ホルモン剤を使えたら簡単なんですけどね。
もちろん、使うという選択肢もあります。

でも乳癌が浸潤型、ある種の抗がん剤は無効(幸いハーセプチンは有効でした)だった自分としては、なるべくホルモン治療は避けたい。

当時、ホルモン(-)だったこともあるのかも。


私のもとにきてくれて、宝物の時間をくれたとともに今回の私の不安と悪いモノを持って行ってくれたとしか思えない美ワン。

本当にありがとう。


私はまた、パートナーわんに救われたのだな~とひしひしと思います。

久々

『ブログを書く』ことから離れてずいぶん経ちました。

久々に書こうと思ったのにはいくつかありますが。

拙いブログにメッセージをくれる方にも、非常に感謝感謝ですo(`▽´)o


昨日、ずっと続いていた不正出血と下腹部痛からの、子宮頚ガンと子宮体ガンの検査結果を聞きに。

前回、やはりポリープがあるのは確認済み。
しかしこの病院は『とらずにこのままにしとく』と。

今までの病院では3回が3回とも(引越と仕事の都合で3つとも別病院)、『ポリープありますからとっちゃいますね』と言うや、『お願いします汗』などと発する前にちぎりとられてたのが当たり前だったので、残しておくってことにびっくり。

で。
結果は頚ガンが、やはり一部に異型化があるもののガン化はなし。
覚悟していた体ガンは『問題ないですね』

…ありがたいことに拍子抜け。

しかし『乳がん』経験者ゆえに、ピルなどのホルモン治療ができない。
正確にはできなくはないが、乳がんが元気になっちゃうかもしれないから第一選択にならない。

不正出血も下腹部痛も、ホルモン治療ができたらすぐ治るんだけど…と、1年前、2年前と同じ結論となりました。


でも実は。
先日、里親で引き取ったワンが頑張った末に亡くなった。
ブログの空白中に、新しく里親としてちびワンを譲り受け、一端は復活したでかワンも夏前に旅立った。
ブログに一度も登場していないちびワンは、引き取り時に腫瘍が見つかり、高確率で悪性かもしれない。その場合、引き取っても長くないかもしれない…だった。

ところが奇跡的に良性。
やはりうちのコたちはみんな強い!

これから何年も一緒にいられると思ってたのに…先日、1年も経たずに旅立ってしまいました。
老衰と病気では衝撃度合いが違うものですね。

ただ。
このかわいくてかわいくて仕方なかった女の子ちびワンが亡くなった翌日から、不正出血がぴったり止まりました。

このコが私の悪いモノを持っていったんじゃないか…と思えてなりません。

1年も一緒じゃないというのが信じられないくらい濃い時間を過ごさせてくれた美ワン。

本当にありがとう。


というわけで、人間もワンも、検診は『何もない元気な時』にこそ受けましょう♪