イタリア・ワイン探策(その63)プーリア州「ジロ・サンジョヴェーゼ・メルロー2021・ファンティーニ」(プーリアIGT)
ファンティーニ社(ファルネーゼ)も何度も紹介するハイコスパワインを造る生産者。
今回は「ツール・ド・フランス」と並ぶ、世界最高峰の自転車レース「ジロ・デ・イタリア」(すんません、知りません・・)を記念しリリースした特別ボトル「ファンティーニ・ジロ・サンジョヴェーゼ・メルロー」です。
なんでも毎年5月にイタリア全土を舞台にして行われる世界二大自転車レースだそうで、毎年実施してるんだったら、別に記念ワインを造る必要もないのではないか・・イタリア全土だったらプーリアだけではないんではないか・・など、と変な勘ぐりをしておりますが、本ワインは完熟したサンジョヴェーゼと、こちらも過熟させたメルローを、果皮とともに15日間アルコール発酵後、4時間おきにポンピングオーバー、滓引きし、30%はフレンチオークの新樽、残り70%はアメリカンオークの新樽で4~7ヶ月熟成させるという、濃厚そうなワインですねえ。
ちなみにラベル裏には「SPECIAL RELEASE FOR GIRO D’ITALIA」と表記されております。
こちらは典型的なルビー色。熟したプルーンやチェリーの豊かな香りに樽の香りが素晴らしいです。果実感もたっぷりで、のどごしなめらかですねえ。
ワイナリーによると、今飲んでも美味しいが、4~5年熟成させることでポテンシャルが発揮されるんだそうな。
さて、出張シリーズは佐賀県鳥栖。鳥栖のマスコット?「とっとちゃん」がお出迎え。
初日は普通の居酒屋「魚平」さん。お魚メインで頂きます。
刺身はまあ普通。
あじの活け造りは美味しかったです。
私は食べてないけど鯛釜。
二日目は何度かお邪魔している串カツ「揚千」さん、2年ぶりに来たら外装内装もリニューアル、メニューもコースのみになっていました。
5本、10本、」15本、20本コースがあって、メニューの上から順次登場します。
この日は切れているものもありましたが、10本コース+αで美味しくいただきました。
最初はビール
前菜はかつおと味噌やっこ
串揚げスタート
カキ
箸休め
マイタケは絶品!
新玉ねぎとハモンセラーノ(メニュー8が品切れで変更)
メニュー10も品切れで各自お好きなものをリクエスト
ワインはニュージーランドのソービニオン・ブラン、酸が効いてて美味しいです。
佐賀の酒は蔵心(くらごごろ)です。
けっこうまったり~
〆のソバ(私は食べれなかった)とデザート
また再来週行く予定です。(笑)