イタリア・ワイン探策(その42)カンパーニャ州「ヤンモ・ビアンコ・NV・ヴィッラ・マティルデ」(カンパーニャIGT)
カンパーニア州の土着品種である「ファランギーナ80%、グレコ20%」から造られた白のデイリーワインです。(1300円ぐらい)
面白いラベルですが、「ヤンモ」はナポリ方言で「行こう」の意味だそうで、ラベルに描かれているのは、登山鉄道「フニクリ・フニクラ」で有名な活火山、ヴェスーヴィオ山。
海と山の恩恵を受けたカンパーニアの豊かな土地から生まれた、ナポリをイメージしたワインだそうです。
飲み口はさっぱり、1000円台のテーブルワインです。ファランギーナ種は好きな品種なのですが、だいたい最初の一杯でチーズなんかとぐびぐび飲んですぐなくなっちゃいますかね(笑)
「ヴィッラ・マティルデ」は1965年創業のカンパーニア州を地盤とするワイナリー。
古代よりブドウ栽培の最適エリアと考えられてきたカゼルタ市北部から、古代ローマ時代にサムニウム人が住んでいたカンパーニア州北東部のべネヴェント・サンニオ地方、そしてかつてイルピニアと呼ばれた現在のアヴェッリーノ県のあるエリアにまで広がっています。
散策編第92回では「ロッカ・レオーニ(アリアニコ)」を紹介しています。
もう1本もイタリアで、こちらはリピートワイン「ルナ・コンティ・ゼッカ」(2,000円程度)、樽が効いている私好みの白ワイン。動物ラベルか、「ルナ」と名がつくワインに外れなし!
お安く美味しいワインの宝庫プーリア州から、散策編第54回で紹介済み。
さて、今日から東京、夜は長年のお客様と会食予定。コロナ前までは毎年大宴会をしていたのですが、もう4年ぶりですかね~