イタリア・ワイン散策(その95)ヴェネト州「クストーツァ・2021・カンティーナ・ディ・クストーツァ」(ビアンコ・ディ・クストーツァDOC)

 

 ガルダ湖と言えば、イタリア最大の湖。そのそばに位置するのがクストーツァ。

 クストーツァで有名なのが「カルヴァキーナ(ピオーナ家)」ですが、本ワインは当地の生産者組合「カンティーナ・ディ・クストーツァ」が造るお安い白ワインです。(1000円程度)

 このエリアは本ワインのファースト・ヴィンテージと同じ、1971年にDOC認定されており、伝統的にフレッシュな白ワインを生産しています。

品種は「ガルガネッガ、トレッビアーノ・トスカーノ、フリウラーノ」のブレンドで、「イ・クラッシチ」のシリーズの中の1本です。

 可愛らしいラベルはアンデルセンの童話「しっかり者のスズの兵隊」だそうです。(知りませんが・・)

 スクリューキャップで開けやすいですね、早速飲んでみましょう。

 アロマはリンゴ系の爽やかさ、果実感と適度な酸味で美味しいですね。

 

 

 大阪日本橋の「ガフーリオ」さんはしょっちゅう伺うイタリアン。今回は一ヶ月間ディナーで使える「無料カラフェ」券が当たったので、早速行ってきました。

 ここは前菜盛りが大好きだったのですが、コロナで少しグレードが下がったなあ、と言っておりましたところ、最近盛り返してきました。

 合わせるのはなぜかエビラベル(動物に外れなし:笑)の白ワイン「アラゴスタ(ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャDOC)」、「ヴェルメンティーノ種」の爽快な味わい。生産者はサルデーニャ島の「サンタ・マリア・ラ・パルマ」、ステンレスタンク熟成でぶどうそのものの香りを活かした飲みやすいワインです。一般価格で2000円程度です。

 

 メインはラムチョップ、食べ応え充分、赤ワインのカラフェを頂きました。写真はないのですが、業務用でよく出てくる「ヴォナ・ヴィータ・ロッソ」(ロンバルディア州、メルローとモンテプルチアーノの50%ブレンド)で。(マグナム1.5ℓで1500円ぐらいです)

 

 

 最後はベビーリーフたっぷりのピザで〆ました。

 

 今日は梅雨らしい天気、明日はCT検査で病院行きなので雨はやだなあ、予報では曇りですのでなんとか降らずにお願いします!