イタリア・ワイン散策(その87)バジリカータ州「バジリカータ・ビアンコ・フェウディ・デル・ヴェスコヴォ」(バジリカータIGT)

 

 最近「サクラアワード」受賞ワイン、ってのが、セールス上のうたい文句になっていますが、こちらも「サクラアワード2023ゴールド獲得(2021Vtg)」です。(1600円程度)

今年は4月19日に東京帝国ホテル開催され多くのワインが受賞していますのでこちらから見てくださいね!

 さて、本ワインは「フェウディ・デル・ヴェスコヴォ(司祭の領地)」というファンティーニ(ファルネーゼ・グループ)がバジリカータでプロデュースするワイナリーです。

 1年中、風が吹き抜けるバジリカータ州のアチェレンツァ地域にあり、農薬や除草剤は伝統的に使用せずぶどうを栽培しています。

 醸造コンサルタントにアンティノーリの醸造長を務めた天才醸造家、アルベルト・アントニーニ氏を迎えています。

ぶどう畑は豊富なミネラル分を含む火山性土壌の標高600-700mの場所、このため日差しが強くても上品で複雑味のあるブドウが出来るそうな。

 収穫はすべて手摘みされ、ソフトプレス、12-14度の温度管理で発酵、樽にて8-10カ月熟成です。

 このワインは「グレコ種」と「フィアーノ種」という、どちらも爽快感がある酸味のフレッシュな白ワインに仕上がっていますね。

 白を基調にすっきりとしたラベルに描かれている3つの星は、「土地・水・太陽」を表しているんだとか。

 やっぱり爽やかな酸味がありフレッシュで早飲みですね。鶏肉と野菜の炒めもので頂きました。

 

 続いてはスペインの「カパ・ロタ・マカベオ・ソーヴィニョン・ブラン」はイエクラの「ボデガス・ラ・プリシマ」が造る爽快な白ワインです。赤のモナストレルが良く見かけるのですが、こちらはあまりみないですねえ。

 ワイナリーはイエクラ・ワインの品質を向上させるために集まった数人の農家によって 1946 年に設立されており、1975年にDOの称号を取得しました。(エリア内にある唯一の DO、おフランスのAOCみたいな格付けですね)

 畑は標高500~900mの「ムルシア・アルティプラノ」に位置しており、モナストレルをはじめ、国際品種(CS、シラー、メルロー、SB)やテンプラリーニョ、マカベオなどを栽培しています。

 このところ暑いんで(急に寒くなる日もあったけど)、仕事終わるとゴクゴクと飲んでしまいました。

 非常にさっぱりで、喉ごし良し。まあ1000円程度のワインなので十分です。

 

 さて、検査続き、第一弾は大腸内視鏡検査、検査食続きで酒も飲めないのでそこがつらいですが、本日なんとかクリア。

 まったく異常がないとのことで、早速お寿司と鶏唐揚げ買ってきて白ワインでお祝いでした(笑)