2023 DAIWAでオモロイ投げ竿みっけ ❤
毎度です
2023年の『DAIWA 総合カタログ』からのお話でっせ
さて、2023年の DAIWA における「投げ竿」のNEWアイテムの話題といえば、まずはキス釣りトーナメントに勝つために実釣機能にこだわって開発された並継ぎ投げ竿のフラックシップモデルである『トーナメント・マスタライズ キス AGS・W』を筆頭に、オッサンが若い頃(1980年代後半)に愛用しまくった DAIWA の振出投げロッドである『 ロングビームT』が復活を果たしたのが目立ったところでっかな
この当時のロングビームTといえばカーボン繊維を網目状に織り込んだ「CW-PW(カーボウィスカー ・ パワーメッシュ)」という製造法のブランクスを使用し、スペックは4本継ぎ、5SIC遊動ガイドで、穂先~3番の遊動ガイドの設置部分にが樹脂を盛り上げて六角形に形成する「ガイド回りロック機構」が標準装備され始めた頃で、この斬新なロック機構がケッコウ目玉やったことを憶えてまっせ
元竿部分はやや太めな印象でしたがゴールドと黒のコントラストにエメラルド色のワンポイントのロゴが映えるデザインも気に入って、大東市にあった米源釣具店で「30号-405HD」や「33号-425」といったアイテムを3~4本ほど買い揃えましたで
実釣でも大活躍してくれた思い出深い旧ロングビームTですが、復活を果たした2023年のNEW製品名はそのものズバリ『ロングビームT』で、古い小林 旭 の歌ではおまへんが「昔の名前で出ています~ゥ 」ということでっかな
この『ロングビームT』、昔と同様に 25・27・30・33号という4種類の負荷別アイテムに 4.05m と 4.25m という長さが選べるスタンダートなラインナップに加え、27号&30号アイテムには外海へ向いた波高いサーフで活躍する 4.50m の長尺タイプ、さらにその長尺ロッドには北海道エリアでメジャーに使用されている”ローシート仕様”の 27号-450L と 30号-450Lまでがズラリと揃ってまんねんで
さらにさらに、冒頭で述べたように今回のNEW『ロングビームT』でオッサンが実際に手に取ってイチ推しでオモシロそうなアイテムが 23号 & 25号 という軽いオモリ負荷によって操作性を重視したライト感覚にて使える 3.85m という”ショートロッド”でっせ
軟調でヘロヘロ調子かなと思えば意外とシャキッとした印象を見せる実物を手に取ると、たとえばPEライン+手持ちで引き釣るカワハギやキスをメインターゲットにした使用方法の他にも、チョイ投げポイントから近~中投のポイントを狙いすまして置き竿で釣るカレイやアイナメ、イシモチやチヌといった対中~大物スタイルまでをキッチリとカバーしてくれそうな感じでんな
このコンセプトは先行している『キャスティズム』にも通ずるモノですが、手軽に使えるライトなタックルでカワハギやキスの鋭いアタリを軟らかい穂先手元で捉え、手元へ伝わる心地よい抵抗を存分に楽しむスタイルは魚釣りの王道でっから、このタイプのタックルが持つ魅力にズボッとハマれば入れ込んでしまいそうですわ
そして、併せるリールは小型ショートストロークで軽量な『パワーサーフ SSQD』の3500QDが個人的にはバチコンで、スプールに巻き込むラインには2023年にグッとお求めやすくなったPEの『UVF サーフデュラセンサー ×4 Si2』の 2~3号 +PE 5~6号を10mほどリーダーに結んで「全身敏感なオールPEのラインシステム」で釣るとさらにライトなショートロッド手持ち釣りがオモシロくなること請け合いでっせ
てなことで、200m以上の遠投した先の海底からキスを釣り上げる技術はまたっくもって持ち合わせていないオッサンでっから、並継ぎ竿のフラッグシップモデルである
『トーナメント・マスタライズ キス AGS・W』なんぞを語れる資格はおまへんが、チョイ投げや中投ポイントを攻める投げ釣りのノウハウなら豊富でおます
…よって、そんなオッサンが注目する今回のNEW『ロングビームT』のショートタイプは『キャスティズム』のように軽いオモリで中~近投ポイントの魚と遊んだり、はたまた少し重めのオモリでフルスイングして100mをオーバーする沖の海底から本格的に魚を巻き寄せたりするにもエエ感じで楽しめるロッドやと思いまんな
…あっ、もちろんショートロッド以外のスタンダートなラインナップのNEW『ロングビームT』も各タイプともに「HVFブランクス」、「ねじれに強いX45機構」といったDAIWAの技術を生かした素直な曲がりと鋭い反発で楽しく釣れるロッドに仕上がっているに違いおまへんから、できれば釣具店の店頭に並んでいるNEW『ロングビームT』をお手に取って現物をお確かめくださいな
どぞ、ヨロシク
(リール編は後日に・・・・)