山田リスティングのブログ -24ページ目

人口爆発

貧困の原因として、人口の急激な増加(人口爆発 )が挙げられることがある。人口爆発は、一人当たりの資金・土地・資源量を減少させ、人口の増加に経済発展が追いつかなくなり、食糧不足や失業、都市への過剰な人口流入やスラムの形成がもたらされて貧困に陥る。そこで、家族計画 を普及させ人口増加を抑制することで、一人当たりの資源を確保し、経済の発展を図るべきと考えられる。

このような考えに基づき、性教育避妊 具の普及活動(無料配布など)が行われた。

しかし、いまだ多くの貧困国の合計特殊出生率 (一人の女性が一生のうちに産む子供の数)は高い。これは、避妊法を知らないと言う理由により出産がなされるだけではなく、病気や事故によって子供が死亡するリスクや、老後の生活の保障、あるいは労働力として多くの子供を持つことが望まれているためであると考えられる。

子供を望むものに対して子供を減らすようにするのは難しく、各国で少ない子供の利点が宣伝されているものの、十分な効果は現れていない。

市場競争・自由貿易

貧困の原因として、規制が多く市場競争や自由貿易 が行われないことが挙げられることがある。規制によって経済活動が抑制され、また余計なコストがかかることで貧困となっているのである。自由貿易やグローバリゼーション を促進し、競争を促すことで各個人・各企業が努力し、より良い商品がより安く生産されるようになれば、経済が発展して貧困から脱却できると考えられる。また、自由貿易や規制緩和によって政府の権限が縮小されれば、汚職や政治腐敗も減少し、海外からの投資を呼び込むこともできるとされる。

しかし、競争によって経済発展を遂げるには、まず経済活動の基盤となるインフラが必要であるとも考えられている。

加えて、自由貿易やグローバリゼーションに対して以下のような問題の指摘もなされている。

  • 国外の安い製品が輸入され国内産業が衰退すると、たとえ一時的であれ所得の低下や失業者の増加を招く。
  • まだ規模の小さい株式市場や為替市場に多額の投機資金が流入すると、価格が変動しやすく、金融危機 に至る場合もある。
  • 企業や工場を誘致しても、安い賃金による単純作業が求められる場合には、技術移転が進まず国内産業の育成には繋がらない場合もある。
  • 国外の企業の進出には、言語、習慣や文化の差異などの障壁も大きく、受入国の文化が変容する。
  • 多国籍企業の誘致や国際競争力のある国内産業の育成のために、本来あるべき規制まで緩和されると、労働環境の悪化や環境破壊などの弊害がもたらされることとなる(底辺への競争 と呼ばれる)。

援助を行って形式的にでも実績を挙げなければならない

その理由の一つは、外交主管庁 は、その部署の存続、発展のため予算 を全て消費しなければならず(しない場合翌年の予算がカットされる)、援助を行って形式的にでも実績を挙げなければならないという点にある。そのため、援助資金を無駄にすることも黙認され、例年通りに援助が行われ、腐敗と貧困も温存される。

もう一つの理由は、人道的な観点から食糧や医薬品の援助の停止は難しく、ある意味において貧困者が援助を引き出す人質となっていることである。