渓秋の北海道山釣り記 -2ページ目

渓秋の北海道山釣り記

北海道の山釣りの魅力を、たっぷりご紹介します。
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2024年(09)山野草とニジマスの小渓。

工房から北へ90km。毎年5月下旬に訪れるが

山頂に雪が残っていないのは初めてかナ??。

 

その1...長い林道を登る。

 

3年前に発見した「コキンバイ」が沢道の崩落で

消えてしまった。残念に思っていると近くに

初めての野草を発見。「オドリコソウ」と思うが

黄色は初めてなり..調べてみると「キバナオドリコソウ」

と云うなり。

この渓筋は「タニウツギ」多いがまだ早かった。

 

その2...枝沢の砂防ダム下を釣る。

枝沢の入り口で見事な「タモギタケ」2株発見嬉しや。

そして早くも「ミズ」を収穫した。

毎年の説明になるがこの砂防ダムがニジマスの侵略を

阻み源流イワナを守ってくれています。

このダム下の一点釣りをしてみる。

泣き尺と25級の2匹のニジマス。

27級と24級の源流イワナが出た...即リリースです。

 

その3...本流を遡行して釣る。

やはり山頂の残雪が無いので水量が少ない。

遡行し易いがさて魚影はどうかナ。

思い起こすと昨年は24級以下が僅かに一桁だった。

 

遡行3時間。この渓の記録38越え出なかったが

今年は尺物から25級が多くく出た。

小型を含めて40匹と数も出たが害魚ばかりで

残念ながら本流からはイワナは出なかった。

可憐で美しい「カラマツソウ」に別れを告げて脱渓す。

林道に出るとわずかだが「太ったワラビ」収穫した。

単独行で一日楽しい釣りだった。山野草・山菜と

渓魚に感謝で下山する。

 

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。

また、次回お目に掛かりましょう。

 

2024年(08)クリンソウを愛でる小渓の釣り。

正月の釣りは余興だったので今回が今季の初釣りです。

「山釣り40年写真集」に傾注していたので例年より

2ケ月遅れの釣り開始となりました。

工房から高速道を使って一番近くて易しい小渓へ、

何時もの三爺々で楽しんできました。

歳は取りたくないものです。入念に準備したつもりが

「孫用のウエイダー」を持って来てしまった。

取り敢えず爪先の痛みを我慢して何とか履いてみた。

源流部へ林道を歩く。親指の爪が割れるほど痛い。

昨年の4月に入渓した時に小さな野草の幼苗を一株

持ち帰りると、見る見るうちに育ち美しい花が咲いた。

良く観察してみると道南の小渓で出会って以来10年

振りの「クリンソウ」だった。以来、5月20日頃に

これを愛でるべく今回の釣行計画となりました。

こんなに群生しているとは思わずとても嬉しい。

釣りは二人に任せて写真を撮りに専念する。

良い構図の写真が沢山撮れて大満足です。

源流の二股沢を釣っている二人には全く当たりなし。

1時間で切り上げて本流部に下がって釣る。

本流部に下がっても二人には全く当たりが無いという。

渓秋は爪先の痛さに耐えられず、遂に長靴に履き替

えて岸辺と浅瀬を伝っての釣りとなる。

渓秋には何とかブラウンの型物一匹と小物が数匹が

でました。

余りの釣れなさに二人の提案で早めに脱渓。

とても歩き易い河畔林です。

左右の坊さんと安着の記念写真。半年ぶりです。

クリンソウを目当てに5月に初めて入渓したが

GWに釣られてしまったのかナ。二人には申し訳

なし、何時ものミニキャンプは貧果で取りやめた。

帰宅後に酢締めして今季の初釣りと渓の恵に感謝。

腹を裂いたら「カジカ」かナ。まだ好物の毛虫が出

ないので共食いなどで生きつないでいるのかナ??

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。

また、次回お目に掛かりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年(07)渓秋の工房便り5月編。

もう桜も散る季節なのに家事繁多で釣りは10日先

延ばしたので工房便りを編集しました。

 

その1...木彫りの再開。

昨年11月に着手し春までに仕上げる予定の、木彫りが

「山釣り写真集」を優先したので遅れてしまった。

3年ほど前に町内の方からもらった「イチイの径12cm」

の丸太材を使って「大ナマズ」を彫っています。

電動カンナで簡単に削り粗成型しようと思ったの

ですが平滑な面がないので使えなかった。

 

従って「手ノミ」でコツコツとやってます。

 

でも彫るよりも最終仕上げでの「ナマス独特」の

グラデーション斑紋色出しが今から問題と

思っています。

 

その2...写真集の一端を。

 

その3...花見三題。

GWの前半は家人と近場に出かけました。

温室では丁度「各種サクラ草」展示て見応えがあった。

何時もの広大な「モエレ沼公園」で初めて桜の花見を

しました。小さな子連れ家族が多かった。

ミズバショウです。

当地に居を構えて50年になるが、初めて平岡の

「梅園」に行ってみた。広大な原生林を切り開いた

中に梅園があったが桜と違って梅は華やかが無いナ。

梅ソフトです。

 

ついでに石狩川を渡って「ロイズ」の工場見学をした。

チョコは勿論美味しいが、直径20cmのメロンパンが

とても美味しかった。四分の一でも持て余した。

 

その4...孫の帰省。

GW後半は1月と4月に送り出したのにもう二人が帰省。

住まいは別だが夕食を何時も一緒だったので家人が造る

味が恋しいらしい。二人のリクエストで歓迎の宴です。

 

その5...某日某日外食風景。

何時ものレストランで何時ものオーダー。

デザートを注文したが...これは小生には無理だ。

家人のデザートと交換してもらった。

 

その6...某日某日お家ご飯風景。

釣りに行けないので近場の原野から山菜を採ってきた。

ウルイ、ワラビ、タラノメとヤリイカのグリル。

ビールで旨し。

今夜はクラゲを使った中華風なので紹興酒で浅酌す。

アスパラガスと大エビのグリル。ビールで旨し。

 

本日もご訪問頂きありがとうございます。

次回こそは釣り風景を予定しています。

また、次回お目に掛かりましょう。