イーサの最期を考えた夜 | オムツうさぎのイーサ

 

 

今回のブログは

動物の終末医療の考え方について

書いてあります

考え方の相違でご気分を悪くされる

可能性がありますので

ご容赦くださいませ

 

 

 

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イーサが全てを拒否した11日の深夜

 

 

何か方法はないかと

スマホで検索していた時

 

 

動物が死ぬ時はどんな風になるのかが気になり

関連の記事を読み漁っていた時

 

 

 

一つのコラムを読みました

 

 

 

 

いま検索をかけても

それらしい記事を見つけられないのが

申し訳ないですが

 

 

 

その内容はまさにイーサに起きている事と

リンクしていました

 

 

 

 

動物は死期が訪れると

水も食べ物も口にしなくなる

排泄もなくなっていく

 

 

 

イーサもまるで自ら死を呼び寄せるように

徐々に徐々に食べる量が減っていってました

そして食べないから排泄物も

どんどん減っていっていました

 

 

 

体は被毛で覆われているから

一見わかりにくいけれど

触ってみたらぎょっとするほどぺったんこ

 

肉も脂肪もなくなって

臓器もわかりづらいほどやせてしまっている

臓器の働きが悪いから

排泄物の質も悪くなっていきました

 

 

 

そしてもう殆ど見えてないのか

亡くなる前日は視線が交わらずに

ぼーっとしていました

 

 

 

そしてとにかく穏やかに過ごしていました

痛みを感じている風でもなく

ただただ命の終わりを待っている感じでした

 

 

 

植物が枯れていくように

ゆっくりゆっくり…

 

 

 

そのコラムには

次のようにも書かれていました

 

 

 

動物は自分の死期を決め

それに向かって身体が準備をする

 

 

 

それは苦しむことなく

穏やかな死を迎えるための身体の機能で

それを妨げる医療行為は

逆に苦しめるだけ

 

 

 

飼い主に出来ることは

動物が決めた死期に抗わず

痛みが出るようなら痛みを取り除く以外

手出しをしてはいけない

 

 

 

動物は寿命が尽きるまで毅然としている

人間からすれば可哀そうに見えても

意識は安らいでいる

 

 

 

特に最期は酸素を吸えなくなる苦しさを

脳が取り除くために麻酔を出すため

この時に酸素を吸引すると麻酔が効かなくなり

点滴をすれば臓器が機能していないために

水分を処理できず

結果苦しみながらの最期になる

 

 

 

動物の意思を尊重するならば

そのまま死を迎えさせてあげること

 

 

 

 

コラムは病気やケガに関連しての死ではなく

寿命死について書かれた内容でしたが

イーサはまさしくこの状況なんだと理解しました

 

 

 

ただ見方を変えれば

これは衰弱死です

 

 

 

寿命死とは動物が自ら衰弱していき

死を迎えること

 

 

 

私は理解すると同時に

衰弱していく途中に何かしてやれたのではないか

もう手遅れなんだと悔やみました

 

 

 

 

イーサに負担がかかるからと

通院を諦めなければよかった

 

 

 

住んでる地域に対応して往診してくれる

病院を探して点滴をしていれば

もっと長く生きてくれたんじゃないか

 

 

 

 

 

命の終わりを知って

自分の選択に本当に後悔して

衰弱の初期に気づいてあげられなかったこと

何度もイーサに謝りました

 

 

 

 

けれど

イーサが寿命を決めて

何か月もかけて準備してきた事を

尊重できたのかもしれない

 

 

 

 

本当の答えはイーサが死んでしまうその時

苦しまず逝けるかどうかだと思いました

 

 

 

 

 

今でも後悔する気持ちと

イーサの意思を尊重できたのではないかという

思いに葛藤します

 

 

 

答えなんてないし

正解もないです

 

 

 

 

イーサが私に気づかせないようにしたのか

私が至らなかったばかりに気づけなかったのか

わかりませんが(後者でしょうね)

 

 

 

 

 

もう時すでに遅し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日付が変わった12日の早朝

イーサの表情が一変し

もう数時間後に死が迫っていることを

受け入れるしかなかったのでした

 

 

 

 

イーサの旅立ち②

 

 

 

 

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動物の終末医療の考え方について

治療を最期まで諦めずにされた方を非難する

意図はございません

 

あくまで私個人の見解ですが

ご気分を悪くされた方に深くお詫び申し上げます

 

 

 

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