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いわきグローバルアカデミー「いわき志塾」

地元、福島県いわき市の教育委員会が主催してる


いわき生徒会長サミット事業


これは、いわき市内39校の公立中学校と3校の生徒会長を集めたリーダー育成事業そのもので、その1つの事業


「いわき志塾」


は、その42の中学校全生徒を対象にした、リーダー研修プログラム


毎回、約100名の参加生徒が集まり、テーマを決め、ワークショップ形式で開催してる会


中央省庁職員やグローバルに展開する企業、最先端テクノロジーや伝統・文化で活躍する方々を講師として招き、ワークショップを通じて、子供達が講師から哲学や人間力、生き方に触れるとともに、各自の夢を実現する為に何をすべきかを学び、自らの生き方について考え、講師の話を元に、グループで話し合い・考え、ワークショップ最後には、全てのグループが集まり、学んだ事をプレゼンテーション形式で発表し合うもので、その講師として参加してきた




まず、講師の控え室に参加生徒代表が1日の流れを伝えに来てくれて



それから参加全生徒の前で自己紹介



今回は8人の講師だったから8グループに別れ、俺の話を聞いて発表するグループの子達と別室に行き、プロフィールからキックボクシングについて・生き方とか、色々話して、話だけじゃつまらないと思い、負け試合と勝ち試合の映像も見せた



それからみんなの質問を聞いて答え、約1時間の講師とのワークショップを終え、休憩を挟んで、それから1時間、子供達は最後の発表、プレゼンテーションに向けて、みんなで意見を出し合いながらまとめてた



そして最後に、全グループが集まり、各グループのプレゼンテーション形式での発表がスタート



俺のグループの子達は、緊張するって言ってたけど、俺の事・伝えたい事を上手くまとめて発表してくれた



今回、いわき市だけじゃなく田村市の中学校からも参加してる生徒がいたり、みんな違う中学校で初対面なのに、インプットした事をまとめる為に話し合って、それを発表でアウトプットする姿には感動したし、すげーしっかりしてて、なんかいわきのイイ未来を感じた


…山崎陽一先生は、パワーポイントなんて中学ん時知らないし使えなかったし
「ご静聴ありがとうございました」
なんて中学時代、いや、35年で1回も言った事ないよ 笑



みんなお疲れ様^_^

そしてありがとー



全グループの発表を聞いて思ったのは、弁護士や医者の講師もいらっしゃってたんだけど、俺含め「子供達に伝えたい事」の軸は同じなんだなぁと

伝え方は違うのに、面白かった






今回この  いわき志塾 講師  の話を下さったのは、中学ん時のサッカー部顧問だった丹野先生から


卒業してちょうど20年だけど、ずっと連絡を取り合ってて何回か試合の応援にも来てくれて、最強だった中学時代のサッカー部を作ってくれた恩師



今じゃ校長先生だけど、中学時代は何回体罰…


いや「愛ある指導」を受けたか 笑

 


俺が悪過ぎたからしょうがないし、イイ思い出で感謝しか無いんだけど



県で負けなし、東北大会でも優勝し、全国で普通に戦えるレベルにしてくれて、ほんと楽しかった






いわき志塾の後は、講師の皆さん・教育委員会の皆さんと懇親会があり、その中の1人のお姉さんの顔を見た時


んっ、どっかで会った事あるなぁ


って思い、ひっそりネームプレートを見たけど知らない苗字で


んー???


って考えたら


「私の事覚えてる?」


と…


「結婚して苗字変わったけど古内よ」


。。。。。



その瞬間一気に記憶が22年前に戻った


中学1年の時、1年間講師で湯本一中に来てた、大卒したばっかの男子のマドンナ先生だ



22年ぶりなのに俺のことも色んな出来事も覚えててくれて中学1年に戻れた  笑



古内先生、また^_^



楽しい懇親会後は、丹野先生とサシで二次会

懐かしい話からこれからの話まで、ゆっくり色々話せて最高の時間だった


丹野先生、良い経験も出来ましたし、朝から夜中まで、1日中、本当にありがとうございました


また連絡します^_^

三武会 練習 忘年会

まず、この前の引退ブログを見て、コメントやメッセージをくれた方、ありがとうございました

ちょっとしか面識ない方や会った事無い方からも、TwitterやFacebookで直接メッセージも多く届き驚きました

基本SNSはアメブロしか更新せず、TwitterとFacebookは連動してアメブロがリンクとして公開されるだけなのに、ありがとうございます



ブログはいつものつまらん内容だけど、引退式まではちょくちょく更新するんで目に止まった方は見て下さい 笑 





この前、自衛隊三宿駐屯地 

格闘チーム「三武会」

の練習を初めて見学


昔は3.40人で活動してて、25年前ぐらい続いてる三武会

アマチュアの試合やオヤジファイト、ダイエット、自分の目標に向かって楽しく動いてる皆さんは生き生きしてて、途中からミット持って指導


篠原会長 の

格闘技好きなら集まって楽しく動こうスタイル

は最高



その後、三武会の忘年会に、自分含めた三武会サポーターの皆さんと参加



約5年前、銃剣道全国大会準優勝・オヤジファイト2階級チャンピオン「押忍!班長」こと、鞘本さん繋がりで知り合った三武会



初めてのタイトルマッチは、三武会繋がりだけで30人以上応援に来てくれたのも、嬉しく有難い思い出


そして、幹事の大坂さんには、出会ってからいつもお世話になり、本当に感謝


篠原会長、大坂さん、そして三武会と三武会繋がりの皆さん、楽しい時間をありがとうございました

金城、おめでとう

引退 10年間ありがとうございました

サッカーでプロになろうと思ってたけど、なれなかった大学4年の冬

「プロサッカー選手じゃなく、キックボクシングでプロになってK-1に出る」

って決めて上京して、シルバーウルフに入会したのが2006年

入会してすぐ、魔裟斗さんの師匠だったヌアトラニに

「お前は強くなるから教えてやる」

みたいに言われて、ヌアさんに必死に食らいついた

入会してちょうど1年ぐらいの2007年にヌアさんがプロデビュー戦を決めてくれた
けど、昼間の仕事とか東京生活が嫌になり練習に行かず、ヌアさんの電話を無視して、何も言わず試合もぶっちぎって地元に帰った

2ヶ月ぐらいたったとき、だいぶダサいなと思って東京に戻り、ヌアさんに謝りに行ってジムに戻った



そして、2008年にプロデビューし、2015年にK-1ファイターになれた



キックボクシングをはじめて12年、プロになって10年、本当に沢山の人間に出会い、応援して頂き、支えられてた

デビュー戦に駆けつけてくれた仲間、友達、応援してくれる人は50人ぐらいだったけど、毎試合増えて100人以上は当たり前になり、最初のタイトルマッチは350人、全試合平均すると150人ぐらい


地元福島の仲間、大学の青森で出会った仲間、東京で出会った仲間が、俺の応援を通して繋がるのもなんか不思議で嬉しかった

3分3Rのたった9分に5000円以上の金を払って、チケット代だけじゃない時間ってお金も使ってくれて、福島とか地方に住んでる人は高い交通費も

兄弟分、親友、先輩、後輩、家族…

会場での大声援、全てのみんなに本当に感謝しかない

心の底から、ありがとうございました
ありがとう


今まで1回でも会場に来てくれた人、会場には来れなかったけど応援してくれてた人も

ありがとうこざいました
ありがとう


ずっとスポンサーとしてサポートしてくれてた人、スポンサーになって下さった事がある方々、ずっとパンツスポンサーになってくれた人、なって下さった事がある方

ありがとうこざいました
ありがとう


身体のケアでサポートして下さった2人、日本一のアロマセラピスト、マミーズタッチ・アロマドゥース のゴッドハンド マミさん

代田橋 河合整骨院・鍼灸治療院 院長、同じくゴッドハンドのマサさん

ありがとうございました


3年前に地元の福島いわきで、元法務大臣の岩城光英さんと、いわき湯本 A家食堂 の岩立文子さんの元、発足した後援会にも本当にお世話になりました

岩城さん、あーやさん、高城さん、康成…

イベント含め関わって下さった全ての皆さん、後援会の会員になり応援して下さった皆様

ありがとうこざいました






10年前、入場曲を作ってくれた青森にいるアニキ、こうじさん

ありがとうございました



アニキら Nort Hempire は全員ラッパー

俺もクルーでキックやる前はラップやってたけど、まーひどいもんで、途中から 格闘技担当 って枠に…

ボス、引退なんでラッパーに戻ります 笑





そして、シルバーウルフの代表であり偉大な先輩、大宮司さん

自分を強いと思った事は1度も無いし、不器用でセンスが無い俺を、優し過ぎて格闘技は向いてないって色んな人に言われた俺を、ここまで育ててくれて、ここまで闘わせて頂き、キックボクシングだけじゃなく、俺なんかまだまだだけど、人としても育てて頂いた

大宮司さんの言葉はキックボクシングに関しても、人生観に関しても、深み重み温かみがあり、自分じゃ考えつかない答えを、沢山、出して下さって、目線も自分の所まで落としてくれて、アホな俺にも解りやすく話して下さった

勉強になる話から、面白い話でいつも笑わせてもらってた

ありがとうございました



今まで関わったシルバーウルフの仲間、一緒に練習したみんなにも感謝しかない


モルドバに2回目の試合で行った時セコンドでついてきてくれた、歳も経験も先輩の城戸さん



面白い話でいつも笑わせてもらったし、ハイキックと顔面膝で何回やられたか…

ありがとうございました


そして、塚越と左右田





シルバーウルフ入会時期、デビュー時期からずっと一緒だった、ライバルであり最高の仲間

1番スパーリングしたし、毎日倒れ込むまで練習した日々は、俺のこれからの力になると確信してる

ありがとう
 

後輩のみんなもありがとう


シルバーウルフじゃないけど、高校3年間一緒のクラスで、高校卒業の時

「Jリーガーになった陽一の個人トレーナーになるよ」

って言ってた小泉傑は、スグルが独立した年にプロキックボクサーになった俺のトレーナーになってくれた

俺の身体のポテンシャルを引き出すトレーニングから弱点克服のトレーニング、身体のケア、先を観てのその時期のメニュー、状態をみてのメニュー変更とか、とにかく色々な事を考えやってくれた

トレーニングの時は先生だから、意見を言ったり話し合ってやったりだったけど、元に親友・仲間ってのがあるから、一緒だとメンタルで落ち着くし、数年前からは試合の時セコンドに入ってもらって、アップ前のストレッチや準備をお願いした

親友として、トレーナーとして、信頼しか無かった

スータン、ありがとう



前シルバーウルフ代表 ハルさん

現シルバーウルフマネージャー
同じ福島いわき出身の 憲さん

ありがとうございました




思い出も沢山あり過ぎる

闘った相手で1番強かったのがグレゴリアン




緊張した事無い俺がした緊張って思い出で言うと、唯一1試合だけあって、2014年の名古屋Krushでの佐藤嘉洋さんとの試合

あの時は控え室に入った瞬間から帰りたいって思って変な汗が出た

K-1 MAX での佐藤さんと魔裟斗さんの試合のイメージが強過ぎてだったと思う


いいパンチが入ったと思ってもガツガツ前に来られ



この膝をもらいまくり



試合中は大丈夫だったけど、試合後、歩くと腰と背中に激痛が走り、次の日病院で

「車に衝突されたぐらいの衝撃じゃないとこうはならない」

って言われ、治るのに数ヶ月かかった

試合後のダメージで言うとこれが1番



試合じゃないけど、キックボクシング12年間で、いや、35年生きてて1番緊張したのが、デビューしたての2009年、引退直前の魔裟斗さんにスパーリングやろうって言われた時

魔裟斗さんとの初めてのスパーは、始まるまで震えてた




焦るって事もあんま無いんだけど、これも唯一焦ったのが、2012年にヨーロッパのモルドバで試合が決まって、出発の日、成田に着いてパスポートを見せると、これじゃ無理みたいに言われ、パスポート見ると期限切れだった時

あの時は焦ったけど、結局その飛行機には乗れず、セコンドも一緒に行けなくなったから、次の日、自腹で1人モルドバに向かって、そこからはなんかワクワクで、ドイツで乗り換えてモルドバに着き、大会関係者と合流してバタバタだったけど、英語話せなくても中学レベルの英単語とノリで何とかなる事が分かったし楽しかった








たまたまホテルに泊まってた日本人の人達は、日の丸作って会場で応援してくれたし、それからの日本での試合も会場に観に来てくれたりとか、ほんとイイ人ばかりと出会えた

4泊5日のモルドバ遠征で出会った人達にはだいぶ助けられたし、数人とは今でも繋がっててて日本に観光に来た時に会ったりしてる





プロ生活10年で戦歴が
44戦24勝(13KO)16敗4分

獲得タイトルが
第3代Bigbangスーパー・ウェルター級王者



対戦した44人の選手にも感謝



最後の試合が2018.9.30のKrushでの試合だったけど、負けたから引退じゃなく、あの日は勝っても負けても引退って決めてた

近い人やずっと応援してくれてるみんなにはあの試合後はっきり伝えたけど、8月に気持ちが変わる出来事があって、俺の中の優先順位1番が命をかけてリングで試合するの事じゃなくなった

その瞬間…

いや、9/30の試合2週間前

「ここが引くタイミングだな、リングの上はそんなに甘くない」

って思って決めた


もちろん、9/30の試合は何が何でも勝つ、倒す、って気持ちで臨んだけど、結果は負け

でも、リング上で負けの判定を聞いて1ミリも悔しく無かったのは初めてだった

だから、あの試合が終わって引退とは言ってるけど、選手としては8月に終わってたと思う




応援してくれてた人に

「格闘家 山崎陽一 の応援ありがとうございました」

って伝えたら

「K-1ファイター山崎陽一の戦い方が好きだったしまだまだ見たいから残念。けど、別に 格闘家 山崎陽一 を応援してた訳じゃなく 山崎陽一 を応援してただけで、元々 山崎陽一 って人間が好きでファンなだけ。これからも変わらないし、これからも宜しくね」

みたいに言ってくれた人がほとんどだった

…みんなの言葉のいいとこどりだけど 笑
 

改めて思ったのは、俺は最高の人達に出逢えて応援してもらってたんだなぁと


皆さん、これからも宜しくお願いします^_^

みんな、宜しくね^_^





そして母ちゃん

22の時、キックボクシングをやるって言ったら

「まー頑張りな」

って感じで、プロになっても試合は観に来なく、ある時

「未熟児で産まれて身体も弱く、大きく丈夫になって欲しくて頑張って育てたのに、なんで殴られるとこを見ないといけないの?」

と言ってたけど、途中からは毎試合、会場に来てくれるようになって、声出して応援してくれてたみたいで良かった

丈夫に育ててくれたからデカい怪我もなかったし、もう試合は無いから安心してくれ

離婚して親父がいなく、女1人で俺と兄弟2人の3人を育ててくれた母ちゃんは尊敬してる

ありがとう


母ちゃんを試合に連れて来た、姉ちゃん、妹、ありがとう





格闘家がSNSで彼女とか奥さんとか子供の事書いたり、写真載せるのは何となく無いなって思ってしまってた俺

けど今回だけ


高校で出会って約19年、ずっと俺の側で応援、支えてくれ妻にもありがとうと言いたい






引退式とかあってもやらないって思ったけど、実際オファーがあって考えたら

「引退式やれるのは選手として本当に有難いし幸せな事だな」

って思いやる事に決めた


もう殴り合いたく無いから試合はしない引退式だけど、山崎陽一最後のリングインは

12/27 木曜日
Bigbang 後楽園ホール大会

年末で忙しい上ど平日だし、試合もエキシビションも無いのにチケット買って会場に来てもらうのは申し訳ないけど、それでも来てくれるって人は連絡下さい


引退式の話を下さった

K-1・Krush プロデューサー 宮田さん

Bigbang 代表 谷山会長

ありがとうございます


関係者の皆様、12/27は宜しくお願い致します





山崎陽一35歳、これからは、キックボクシングで繋がった沢山の最高の人達との縁を大切に、全ての経験を活かし、家族、仲間を大切に、これからの縁も大切に、次のリングでも真剣に頑張って謙虚に真っ直ぐ生きていきます


最後に、このクソ長いブログを読んでくれた人、ありがとうござます