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この日は


リハビリ病院に転院してはじめての外泊。


しかし天気が…


日記がこちらです。




2006年1月21日土曜日



朝起きるといつもより明るく感じたので、


窓の外を見ると雪がかなり強い勢いで降っていて


びっくりする。


この病院では、リハビリ病院という性質上、


退院後の生活に慣れる意味で


週末自宅へ帰ることを勧めている。


僕も今週末は帰ることにしていたのだが、


この大雪、


しかも車椅子を使うことを条件に


許可が出ているので少々不安になる。


午前のみ自主トレ中心にリハビリをして、


彼女が迎えに来てくれるのを待つ。


お昼に彼女が到着、そのまま病院をあとにする。


相変わらず雪は降っていた。


病院の前から両国駅行きのバスに乗る。


車椅子をたたみ、彼女に支えられて乗り込む。


ノンステップバスだったのでまだ良かったが


これだけで一苦労。


また、


始発から終点まで乗車したので


乗り降りをゆっくりできたが、


これが途中だったら他の乗客に悪い気がして


気軽にバスを利用できないかもしれない。


駅ではエレベーターを探して


乗車、乗り換え、下車を行う。


僕の場合、


少しは歩けるので電車への乗り降りの際は


車椅子を降りて行うことができるからよいが、


ずっと車椅子だったら


他人に車椅子を持ち上げてもらわねばならず、


それをいちいち頼むだけでも


かなりのストレスになるだろう。


最寄り駅でごはんを食べて


降り続く雪の中家まで車椅子を歩行器代わりに、


ゆっくり歩いて帰る。


途中、


寒いしオシッコはしたくなるし、


足は動かなくなるし、でも


「リハビリ、リハビリ」


と自分に言い聞かせてなんとか帰宅する。


疲れていたのだろう、


お風呂に入って


暖かい部屋でテレビを見ていたら


自然に寝てしまった。



車椅子で外出するって


本当に大変なこと。


バリアフリーの社会になって欲しいです。


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