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この日の日記を読み返すと

 

些細なことだが

 

回復が目に見える形で表れていることが

 

重なっていて

 

当時の僕が

 

喜んでいる様子が伝わりました。

 

 

 

 

2005128日木曜日

 

 

ベッドと車椅子の移動をひとりで出来るように練習をし安全に出来たので、

 

今日からひとりで移動がOKになる。

これは精神的にとても開放された。

というのも、

 

これまではちょっとベッドを離れて談話室などに行くときにも

 

ナースコールを押していちいち看護士さんに手伝ってもらっていた。

そのことに気が引けてしまって、

 

一回車椅子に乗せてもらったらできるだけベッドに戻らないようにしていた。

とにかく、一歩前進。

歩けへんけど。

 

そして午後のリハビリの時のことなのだが、

自分一人で靴をぬいだり履けたりできるように知らずになっていた。

確か一週間前には出来なかったから、これまた一歩前進だ。

歩けへんけど。

夕方は担当の看護士さんと話をしていて、

 

車椅子の乗り降りが一人でできるようになったから

 

排便時もトイレに行ってできるのではないかということで便器への移動に挑戦。

出来た。

これも大変うれしかった。

これでベッドの上で看護士さんに手伝ってもらっての排便という、

 

最も憂鬱な時間から解放される。

まだ浣腸は必要かもしれないが、トイレで出来るというのはえらい違いだ。

これも一歩、いや三歩くらい前進かな?

よし、歩いてトイレ行けるようになるぞ!

 

 

 

こんな小さなことですが

 

あの頃のぼくにはとても

 

うれしい出来事だったと

 

懐かしく思い出しました。

 

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