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目標であった年内退院は無理な感じが
漂い始めた頃。
この頃は『リハビリ』というものを
狭い意味でしか捉えていませんでした。
2005年12月7日水曜日
あと25日で今年も終わる。
目標の退院はできるのか?
…地道にリハビリをするしかないか。
しかし今日のリハビリでも大きな変化はなかった。
リハビリの担当の先生が代わったので、今後どういう風にしていくかを話す。
今の段階で下半身に負荷をかけるより、
しっかり動かすことをがんばっていこうとのこと。
僕は午前と午後にリハビリ室に通っているのだが、やはりというか、老人が多い。
まあ、この高齢化社会、それは別に文句はないのだが、中に厄介なお年寄りがいる。
わがままな老人ではない。
それは『良くなる気のない』老人だ。
だって良くなるためのリハビリなわけでしょ?
その気がなかったら意味ないと思うんですけど。
…でも、晩年は呆けて亡くなった自分の父親のことを思い出すといちがいには言えへんのかなぁ。
誰かが無理してでも患者を動かすことによって寝たきりになってしまうのを防ぐこともあるだろうし。
後半にも書いていたのですが
リハビリって自分の意志が治す方向に
向かない時には
他者が動かしてあげないとどうしようもないのです。
そうすることによって
体も復活し
意志も復活してくる。
自分の母親が今年の1月ころにそうでした。
体調が戻ると
認知症のようだったのが戻っていきました。
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