入院生活が長くなり
この生活のリズムに慣れてきていました。
そんな日の日記
2005年11月21日月曜日
ふと鏡を見ると、入院前より明らかに顔色の良い自分がうつっている。
ステロイドの影響もあるのだろうが、ふっくらとして、以前の頬がげっそりとしていた僕ではない。
振り返ってみると、1日3食ちゃんと食べる生活は18才で上京してから初めてかもしれない。
おまけにタバコは吸わない、酒も飲まない、ほぼ規則正しいリズムで健康的に生活している。
逆に考えると、原因不明といわれたこの病気も、これまでの不摂生が引き起こしたもののような気がする。
それにしても禁煙が続いていることに自分でも驚いている。
無理しているのではなく、全く吸いたいと思わないのだ。
以前に数回禁煙にチャレンジしたのだが、いつも1時間も経たないうちに
頭の中がタバコのことでいっぱいになり、
「芸人が禁煙なんかしてどないすんねん」
という、全くおかしな考えがもちあがり、自販機に走るということの繰り返しだった。
それが苦もなく続いているというのは、弱った体がタバコを拒否しているのだろうか。
不思議である。
あれから16年以上
今も禁煙は継続しています。
吸いたいとも全く思わないし
あれほど愛煙家だった僕が
たばこのにおいが嫌いになっていたり・・・
現金なもんです。
午後、相方の末吉が来て、ネタの話をしていると何も出来ないこの状況にあせりが強くなる。
入院前にようやく二人の形らしきものが見えてきていたし、年齢のこともあるし…
とにかく早く復帰しないと。
今振り返ると
焦る必要なんてまったくなかったです・・・
続きはこちら