郵政事業ホラー 『郵便処刑執行人』 | 蝦夷☆オブ・ザ・デッド

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蝦夷の片田舎より分析しない掘り下げない脱力バカレビューをお届け(ホラー多めほぼネタバレ)


 郵便配達人の笑顔がジム・キャリーっぽい   
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<あらすじ>
女子大生のベスは、大学の夏休み期間を利用して実家に帰省、両親と弟のダニエルと久しぶりの家族団欒を楽しんでいた。
楽しそうなその一家の様子を庭先からうかがっている人物がいた・・・それは、郵便配達人。
彼は、この地区の郵便局に新しく赴任してきたダリウスという青年だった。
この一家の息子ダニエルは姉のベスに淡い恋心を抱いていたが、ある日、親友のジェイが姉と付き合っていることを知り、愕然とする。
そんなダニエルに郵便配達人ダリウスが近づき、「君は養子であり本当は自分の実の弟である。
過去のある悲惨な事件のせいで、自分たちは生き別れてしまったのだ」と伝える。
衝撃的な過去を知り、自暴自棄になったダニエルは、ダリウスと共に犯罪に手を染めていく。
しかし、ある時ダリウスのあまりの変質ぶりに気付き、その行為を止めようとするが、時すでに遅し。
その凶悪さは増していくばかりだった。
そして、この史上最悪の郵便配達人が、閑静な住宅街を血の海に染めていくのだった・・・

<レビュー>
まるで灯りに釣られ寄って来る蛾の如くタイトルに引き寄せられ、期待に胸躍らせて鑑賞したものの、「ギャー!無駄な時間を生きてしまった!」と、観るものを後悔のどん底へまっさかさまへ突き落とすというステキ作品を世に送り出す「アルバトロスフィルム」の世界へようこそ☆
・・・って感じです(文章長すぎで息切れしました)
罠に落ちた自分のバカさ加減を笑える人には全く問題なく楽しんで頂ける作品です。 
まずは、アルバトロス株式会社のページ
から、この作品のキャッチコピーを引っ張ってきてみましたよ☆

閑静な郊外の住宅街。
そこに現れた一人の郵便配達人。
人を憎んで手紙を憎まず。
死の宣告は定形外。
そして今、配達業務の名の下に、
地獄の無差別処刑が執行される!
「案山子男」「殺戮職人芝刈男」に続く、恐怖の殺人鬼シリーズ最新作!!
アルバトロス・コアから、
泣く子も黙る郵政事業ホラー
ついに開封!!

「死の宣告は定形外」「郵政事業ホラー」
大変すばらしいです。思いつく人天才じゃなかろうか。
とりあえず、本編観る前に笑い殺す気か。
この作品、サイコな郵便配達人が「郵政事業」「公務員」の名のもとに人の郵便物をかっぱらって勝手に中を覗いて「こいつヘンタイだよぉー」とか色々言ってるんですが、そんなお前のほうがヘンタイだよってお話です。
配達人と主人公の少年ダニエルは両親の死によって生き別れた兄弟ということですが、嘘かほんとかいまいちハッキリせずに話が展開します。
いや、話が展開しているのかどうかも良くわかりません。
だって、物語の半分くらいは乳なんですもの。
殺人シーンなどは一瞬ですし、あとは配達人とダニエルがきったない部屋で他人の手紙をニヤニヤ覗いてるって感じです。
ちなみに殺される人は「配達人に文句を言う人たち」です。
ろくに仕事せずに逆ギレ&殺人!

   
人殺したあと「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」と謎の雄叫び。
お前は吉田栄作か(古くてすいません)


ちなみに原題はコレ
これのどこをどうやっていじくったら「郵便処刑執行人」になるのか。
発想が豊かすぎて発酵してる!
相変わらずアルバセンス炸裂!!!

<超主観的評価>
ストーリー★ スリル★ テンポ★ バカ★★ グロ★
総合★
注*評価は、「低い=酷評」ではありませんので誤解なきよう!


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