うるおいタップリぷるぷるゾンビ 『レイク・オブ・ザ・デッド』 | 蝦夷☆オブ・ザ・デッド

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蝦夷の片田舎より分析しない掘り下げない脱力バカレビューをお届け(ホラー多めほぼネタバレ)

板尾係長なゾンビ   
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<あらすじ>
車椅子の父親と年老いた母親の世話をするレベッカ。
両親は年頃の彼女に青春を楽しんでもらおうと、外出を勧める。
その夜、両親を置いて外出したレベッカは、酒場で出合った初対面の男と行きずりの関係を結んでしまう。
その間に両親は自宅でガス中毒になり、死んでしまう。
帰宅したレベッカが目にしたのは、両親の死体だった。
自分が男と遊んでいた間に、両親は自宅で死んでしまった・・・・
罪の意識か、葬儀を終えたレベッカの目には、自分を責める両親の幻覚が幾度となく映る。
彼女はいたたまれなくなり、車を走らせる。
車は彼女が昔両親と訪れていた湖のほとりの別荘へと向かっていた。
道中でひとりの男性を危うく轢いてしまいそうになる。
幸い怪我もなく無事だったが、レベッカは男性を自宅まで送っていくことにした

別荘の近くの湖にはある奇妙な伝説があった。
13年ごとの13日に決まって事故が発生して、人が死ぬ惨事になると言う。
そもそもそこは、村があった場所にダムを建設し出来た湖であった・・・

<レビュー>
「ジョージ・A・ロメロ監督に捧ぐ」だそうです。
ロメロさんがまるで死んじゃったかのような響きですが、生きてるロメロ監督への尊敬と愛を込めてのオマージュだそうです。
巷の噂では、1978年が元祖ゾンビの制作年で、この作品はその26年後の2004年制作。
26は物語に出てくる13の倍数だそうです・・・って誰もわかんねー!

原題「ゴースト・レイク」
私、レイクと聞いて、すぐこの人たち思い出しました。

ご利用は計画的に。レ・イ・ク♪   
レ・イ・ク

後半にゾンビくさいシロモノ(チープメイクに大注目!)が出てくるものの、メインは呪いというか怨霊系です。
でも、冒頭からヒロインがおっぱい出してたり、ヒロインの両親がブクブク泡吹いて死んでたり、
ヤケクソ気味のヒロインが不気味な別荘へ出向いたりと・・・
つかみはOK!
フットワーク軽めなヒロインの行動もホラーのバカ要素としては合格なんではないでしょうか。

冒頭の流れを簡潔に説明しますと、
「酒場で行きずりの男と車の中でイヤーンバカーンな関係に→両親死ぬ→葬式→ドライブ→男を拾う→男とまたイヤーンバカーンな関係に」
・・・なんか色々、切り替えの素早い人みたいです。
おまけに13年とか13日とか、とてもいい数字です。
13。伝統を感じるよ。
そして、ダメ押しに双子の少女。
シャイニングにも双子の少女が出てきますし、なかなかいい雰囲気出しています。
少女の親も怖いですしね・・顔がね。
そもそも、ソックリ双子(一卵性)って神秘的です。
しかし双子は双子でも、片割れは幽霊です。
幽霊のほうの子は腐ってるというか、ちょっと気持ち悪いメイクを施されておりますが、それでも見分けられてない
のにはビックリです。
あまりにも似過ぎてるので、
ちょっと腐ってても問題ないようです。

雰囲気は良いカンジ   
腐れ双子の片割れ

コラーゲンタップリ   
湖にいいだけ浸かってうるおいタップリ、コラーゲンタップリ☆

後半、幽霊と人間が入り乱れ、そして遂に幽霊がゾンビっぽい演技を始めます。
ゾンビっぽいので、純正のゾンビではなさそうです。
でも、そんな細かいこそ気にしてはいけません。
だって、オブ・ザ・デッド関連だし。

しかし、またしてもオブザデッドにしてやられました。
私を含め、釣られる人がいるから、きっとオブザデッド原題無視現象が起こるんでしょうね。
ちなみに、ちょっとエロいだけで血は一滴も流れません。
だから、初心者でもご安心を!

<超主観的評価>
ストーリー★★ スリル★★ テンポ★★ バカ★★ グロ★
総合★★