起雲閣(きうんかく)
熱海市昭和町4-2 熱海駅より徒歩20分
9:00〜17:00(水曜定休)入館料 610円
《 建築から105年の歴史 》
緑豊かな庭園と
三千坪の敷地に大正時代の建築
こんな贅沢な空間は
現代では創れないでしょう。
写真撮りまくりです
大正8年建築《麒麟》
目が覚めるような群青色の壁
床の間に柱が無い事を「吊り床(釣床)」って言うんですって。説明してくださる方のお話が面白かった!
旅館経営をした桜井兵五郎さんは
石川県鳳至郡(ふげしぐん)出身です。
兼六園内の成巽閣(せんそんかく)の「群青の間」と同じく群青色に変えたそうです
綺麗なウルトラマリンブルー
貴重な大正ガラス
2階《大鳳》TAIHOH
光琳「紅白梅図屏風」が飾ってありました
レプリカでも素敵ですね
「付書院」割り竹の組子造り
窓から隣の洋館「玉姫」が見えます
庭園一望。
日本を代表する文豪たちが滞在した旅館だったそうです。
続いて、昭和7年(1932)
根津嘉一郎が建てた洋館へ
《玉姫》
光の入り方が凄い!
天井、屋根はガラス製で鉄骨で作られている
床のタイルもステンドグラスも凝ってる!
"アール•デコ"デザインです
天井
お洒落過ぎるでしょう!
サンルームの窓と天井の間には石膏を彫った唐草模様がほどこされています。どこまでも豪華!
洋館なのに寺院の様な格天井造り
細部の装飾に、獅子頭や「喜」の文字をデザイン化した中国風の文様が散りばめてあります
暖炉も豪華
太陽の光で綺麗でしょうね〜
今日は雨なので残念
全面窓で素敵な庭園が見える
暖炉がまた凝ってる造り
暖炉脇の太い円柱は、古い寺か神社の柱か、江戸時代の千石舟の帆柱かと言われています
お釈迦様?
サンスクリット語が書いてあるみたい
「閑雲」ーかんうんー
大空にゆったり浮かぶ雲って意味らしい
色々知ると
「人間失格 太宰治と3人の女たち」(2019)
見たくなった!
小栗旬さんが演じるヤバイ太宰治。蜷川実花さんの映像だから美しいんだろうな✨
一緒に入水自殺した山崎富栄役は、二階堂ふみさん。今度見よう
ドレッサーが萌え
壁が紅色 旅館当時のまま。
熱海の貫一とお宮の金色夜叉(明治30〜35年連載)の作者 尾崎紅葉🍁の展示室
素敵な旅館だったろうな〜
この美しい庭園は残って欲しいですね
昭和4年(1929)建築