オーストラリアのコイン | 古銭収集と三線と

古銭収集と三線と

古銭収集と三線が趣味の50代のおっさんのつぶやき時々解説ブログ。


オーストラリア(連邦王国)のコインは
旧オーストラリアポンド時代と
現行のオーストラリアドルの時代に
大きく分けられます。
旧ポンド時代はいわゆる(L.s.d)制度でした。
詳しくは「イギリスの旧ポンド」をご覧下さい。
1966年に「100進法」の「オーストラリア・ドル」に制度が変わりました。
現在の「オーストラリア・ドル」は補助通貨単位は「セント」であり、1〜50セントのコインがありましたが、1、2セントは使用停止となっています。
種類は
◯1セント(使用停止)
◯2セント(使用停止)
◯5セント
◯10セント
◯20セント
◯50セント
◯1ドル
◯2ドル
◯5ドル(バイメタル・記念貨)
の各種となります。
また、銀貨や金貨も有名で「カンガルー銀貨」や「ワライカワセミ(クッカバラ)銀貨」なども人気で、多数のファンがいます。
過去にはカナダやインドなどと並び「イギリスの貨幣(硬貨)」の一部を鋳造し納品してきた実績もある国ですので、品質は高い水準を保っています。
◎オーストラリアは正式名称を「オーストラリア連邦王国」と言う「連邦している王国」です。
現在のオーストラリアの国王はイギリスの「チャールズⅢ世国王」であり、「英王国連邦加盟国」でもあります。(イギリスの国王がオーストラリアの国王なのではなく、イギリスのチャールズⅢ世国王がオーストラリア連邦王国の国王でもある、と言うことです。)なので最近崩御された「エリザベスⅡ世女王」や「チャールズⅢ世国王」の肖像の入ったコインが使われています。
昔の「旧ポンド」の時代には「ビクトリア女王」や「エドワードⅦ世国王」や「ジョージⅤ世国王」や「エドワードⅧ世国王」や「ジョージⅥ世国王」の肖像の入ったコインが使われていたと言うことです。
ちなみに近隣の「フィジー」ともコインが似ていますが、「フィジー」は「イギリス連邦」加盟国であり、また「オーストラリア」や「ニュージーランド」の投機対象の国家でもあり、「ニュージーランド・ドル」と並んで「オーストラリア・ドル」の紙幣やコインも使えたりします。
また、「バヌアツ」でも同じく「オーストラリア・ドル」が使えたりします。
オーストラリアのコインも記念貨が多く発行されており、種類も豊富で楽しいですよ。