最低賃金で今日も頑張る。 -2ページ目

最低賃金の生活費再考

そういえば、7日からの生活の記録を書いていなかった。


2009/02/07

この日は思い切って断食。

食費を浮かせると共に、食事をしないでトイレに行かなければ、

痔が治るんじゃないかと勝手に考えたからだ。

※後で調べると、ちゃんと3食摂るのが回復への近道であるとの事。


家で洗濯をしながら、家のパソコンで仕事をしようと思っていたら、

何と洗剤が切れた。何だってこんな時に。


夜は池袋の新文芸坐 でオールナイト映画「フレデリック・ワイズマン特集」を見る。

このオールナイトで、事前に前売り券を買っていた映画はなくなる。

今後は、本格的に最低賃金でやりくりしてみなければ。


2009/02/08

この日に金を借りることにする。

一気に12万円入って、気分は最高だ。借りた金という事も忘れる。


そこで、早速食材や洗剤などを買おうと思ったが、

今回は気をつけて、1日に使える額をちゃんと計算してから使う事にする。


給料の月額手取りが109,861円

そこから以下の金額を引く、

家賃が65,000円

電気代3,000円(先月からの類推)

ガス代2,500円(同上)

NTT代8,000円(同上)

携帯代7,000円(同上)

借金返済5,000円


すなわち使える額は19,361円。1ヶ月は30日とすると1日およそ645円しか使えない。


しかし、まあいい。先週の1日200よりかはマシだ。


早速、その金で色々な生活用品・食料を購入する。


まず、東急ハンズに行き、アルミの弁当箱を購入。1,365円

そこからスーパーライフに行き買いまくる。

洗剤詰め替えタイプ298円

漂白剤198円

辛ラーメン3個218円

卵10個入り99円

もやし42円

インスタントラーメン(みそ味)298円

インスタントラーメン(塩味)298円

魚肉ソーセージ5本288円

焼きそば158円

豆腐3パック100円


使用合計3362円


朝食・昼食は家にあったインスタントラーメン。

夕食は辛ラーメンに米飯と魚肉ソーセージを突っ込み、部隊鍋(ブテチゲ)にする。


2009/02/09

全然この土日は休んだ感じがしなかった。

疲れた感じで会社へ。


朝食:インスタントのワカメスープ

昼食:昨日買った弁当箱に米飯を詰めて持っていく。

夕食:焼きそば


使用合計0円


2009/02/10

今日も朝から会議&資料作り&外回り。

仕事で墨田区に行き、新東京タワーの建設地なんかを見てくる。

ついでに薬局に寄り、

ついに念願の「ボラギノールA軟膏」1,134円を購入!


朝食:インスタントのワカメスープ

昼食:日の丸弁当(蓋を開けたら、何故か梅干しが蓋の方にくっついていて泣ける)

あまりの食事の貧相さに、yamawataはどこかに貢いでるんじゃないかと社内で話題になる。

しかし、妹のご祝儀のための節約という事で、皆納得する。

夕食:そば&そうめん(あまっていたストック食糧で、両方一緒に茹でて混ぜたのだが、食感悪し)


使用金額1,134円


また、水筒代わりに使っていたペットボトルの汚れが目立ってきた。

水筒も買わないと。


萩原千鶴 全訳注「出雲国風土記」

萩原千鶴 全訳注「出雲国風土記」

を読む。


最近、生活が混乱してきたので、どうも小説の類は読む気になれず、

古文ならさらっと読めるかな?と思い読んでみた。


風土記の類を読むのは始めてなのだが、内容は実に簡単なもので、

今で言うところの市勢要覧である。(違うか?)


地名の由来やどこにあるか、

川や海、山などで、どんなものが取れるのか色々書いてある。

「日本海のトド島にはトドが来る。黒島にはワカメがある。

堀坂山は郡の役所の真西27.5キロのところにあり、杉や松がある。」

など、淡々と書いてある。


精神が疲れている時はこんな本の方が、心に優しい。


訳註を入れている萩原氏はお茶の水大の教授らしい。

そう言われれば、地名の由来において女性性が云々と、

ヒートアップする傾向があるような気もするが、

全般において読みやすい訳注である。


しかし、この風土記が書かれたのは西暦700年代の事だから、

今から1,300年近く昔の事だ。

何で、こんな本を。旅行ガイド?とも思ったが、

考えてみれば、この風土記は、

諸国の名産品などを調べて献上させる為に書かれたのだろう。


食い物や木材、薬草の名前なんかが詳細に書かれているのもそのせいか。


こんな昔から、我々は搾取されてたんだなあと思う。

どうも、最低賃金生活をすると、読み方まで変わってしまうようだ(^▽^;)


出雲国風土記 (講談社学術文庫)
¥1,260
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ワンコイン血液検査

日経ヘルス「500円で受けられる「ワンコイン血液検査」が人気」  09年2月9日

という記事をみる。


「500円で簡易血液検査が受けられる、“ワンコイン検査”が話題だ。

血液検査サービスのフランチャイズシステムを開発・提供するケアプロ (東京都中野区)が、

08年11月にJR中野駅前の商業施設内に「ケアプロ中野店」をオープン。

血糖、総コレステロール、中性脂肪といった血液検査をそれぞれ500円で受けることができる。

身長・体重・血圧・BMI・骨密度といった血液を採取しない検査については、5点セットで500円。

全項目の検査を受けても、1500円という。

開店以来のべ700人以上が来店し、平日でも20人程度が訪れるという。

健診を受ける機会が少ないフリーターや派遣社員、

主婦、メタボ気味で職場の定期健診だけでは不安という会社員など、幅広い層から支持を集めている。

低価格に加え、健康保険証が不要なのもメリットだ。

使い捨ての簡易検査機器で血液を採取した後、約10分程度で検査結果が用紙に打ち出される。

また、結果はパソコン・携帯サイトからも確認できる。

データは蓄積されるので、過去の検査結果を容易に比較できる。

同社の川添高志代表取締役は大学病院で看護士としての勤務経験を持つ。

米国のスーパーマーケットで見た店内クリニックをヒントに、同店を設立したという。

「糖尿病病棟で勤務していたときに、糖尿病を早期発見できず、重篤な合併症で苦しむ患者に出会った。

多くの人がもっと早く健診を受けておけばよかったと悔やむ様子を見て、

気軽に健康診断ができるサービスを展開したいと考えた」と話す。

今後はドラッグストアやフィットネスクラブなどでの出張健診事業を展開予定だという。」


いいね。

全く次元は違うが、痔の件で健康を害した私としては、

こういった健康診断が気軽に受けられるのはいいと思う。


特に日雇い派遣の人とか無職の人は、健康診断をしないせいで、

取り返しのつかない事態に陥る人も多いだろう。


まだ、血糖値やコレステロールなど、種類が少ないが、

肝炎なんかもこれ位の価格で調べられればいいなと勝手に思う。