３日に１回、母の顔が見たくて実家に帰っている。それも母のチリを処分することも伴っている。元気なころは自分でチリ捨て場まで運んでいたが、さすがに、９１歳の母が行動することは不可能である。片道３００メートルの勾配のある坂道を往復しないといけないのだ。家族がいないわけでもないが、１回だけ頼んだ時に嫌味を言われたのでそれからは頼むことをしない。一人で実家に帰ることも多いが、時々妹と帰る。でも、なんだか家族って？：：：：：：と思うこともある。チリ位自分たちのと一緒に運んでと、心の中で思っている私。９１歳まで頑張っている母を私は愛しい。「お母さん私たちがついているから、何も心配しないでね、まだまだ、私のお母さんでいてね、お母さんって呼べる人がいて幸せだよ。いつも優しい笑顔をありがとうお母さん、チリのことも心配しないでね。近いうちに美味しいものでも食べに行こうね」